ITコンサル/上流設計」で富士通が1位に、8部門で首位交代した顧客満足度調査
矢口 竜太郎、大谷 晃司
日経クロステック/日経コンピュータ
樋口 恭子
日経BPコンサルティング
「顧客満足度調査2023-2024」は全23部門のうち、8部門で首位が交代する結果になった。5年以上トップを継続してきた企業が転落する波乱も起きた。自由回答にはIT業界の人手不足・人材不足の影響を受ける声が寄せられた。
28回目を数える「顧客満足度調査2023-2024」は23部門が成立し、8部門で首位が交代した。このうち4部門は前回調査で4位だったベンダーが首位に躍進する波乱が起きた。
コロナ禍が収束しつつある中、企業のIT投資動向も変わりつつある。テレワーク対応など緊急性の高いデジタル化案件は一巡した。より抜本的な業務改革を含むDX(デジタル変革)を進める企業と、そうでない企業の差は広がりつつある。一方で、IT業界の人手不足・人材不足はますます深刻になり、ユーザー企業がシステム構築を依頼したくも請けてもらえない状況も出始めた。調査結果からはそんな現状が垣間見えた。
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