日本生命、広告にジャニーズタレント起用せず 「見送りドミノ」加速

 

毎日新聞

日本生命=大阪市中央区で、曽根田和久撮影

 

 

 

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、日本生命は同事務所のタレントを今後新たに広告などに起用しない方針を決めた。11日、毎日新聞の取材に明らかにした。CM起用を巡り、大手企業の「見送りドミノ」が加速している。【田中龍士】 

 

 

 

【報告書】ジャニー氏による性加害、原因や背景は 

 

 

 

 同社広報部によると、かつては人気グループ「SMAP」元メンバーの中居正広さんをテレビCMに起用するなどしていたが、「一連の経緯を踏まえ、判断した」という。  同事務所のタレント起用を巡っては、アサヒグループホールディングスとキリンホールディングスが8日、新たな広告や販促を展開しない方針をそれぞれ明らかにした。現時点の契約は、満了後は更新しないという。  7日には、東京海上日動火災保険が広告契約の解除を検討していると公表。日本航空も、広告起用の見送りを表明している。  アサヒグループは傘下のアサヒビールの商品「クリアアサヒ」で同事務所所属の二宮和也さんや山田涼介さんら4人を、「スーパードライ生ジョッキ缶」では岡田准一さんと生田斗真さんを起用している。  キリンは、傘下の飲料会社キリンビバレッジの「午後の紅茶」で目黒蓮さん、キリンビールの会員制生ビールサービス「ホームタップ」で重岡大毅さんを起用している

 

 

 

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