人の暮らし(の質や満足度)
数字は、指標になりますが、、
実際は、満足度です。
いちおう、下の表でも、”物価の違い”
という表記もありますが、
物価以外に、
インフラの整備
(日本はダントツに世界一に、2位や、3位と、30~40~50年以上くらいの差があるくらいです)
数字が”ハード”とするのなら、
”ソフト”は、「便利さ」、「快適さ」、「治安」、「「医療・病院の質や便利さ」
などなどを入れますと、
数字ではダントツ一位のオーストラリアなんかより、
国としては、日本のほうが、まあ、50年~70年くらい、
進んでいるかもしれません。
ニセコに住んでいる(永住している、永住したい)
オーストラリア人たちに質問すれば、「歴然」です。
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【賃上げ】体力のない会社も残す?どうなる日本の最低賃金 厚切りジェイソンさん「みんな体力のある企業に勤めようぜが一番ハッピー」【Nスタ解説】
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「日本は給料の話になると、“平均”給料や“最低”賃金の話になるのは、ずっと不思議だと思ってた」 「体力のない会社も生き残らないといけないという考え方だったら、大変な状況になる」 IT企業役員も務める厚切りジェイソンさんは、ニッポンの賃上げ問題についてどうみているのでしょうか?
【写真を見る】【賃上げ】体力のない会社も残す?どうなる日本の最低賃金 厚切りジェイソンさん「みんな体力のある企業に勤めようぜが一番ハッピー」【Nスタ解説】
■タクシードライバーが月給82万円
専門家「賃上げができる企業にかぎる」
南波雅俊キャスター: 前年同月比で実質賃金が15か月連続マイナスになっている一方で、ベースアップなども含めた賃上げ率は、今年(2023年)30年ぶりの高水準です。 様々な声を聞きました。
「葵交通」のタクシードライバー(41)は、
6年前よりも今年の給料が3割近く上がっているそうです。
さらに8月の給料は、なんと82万円。結構な額ですよね。
ホラン千秋キャスター:
タクシーは今、人手不足なので、やはり活躍の場が多いということもあるんでしょうね。 南波キャスター: 歩合というところもありますから、これくらいの額になっていると。
その他のケースです。
薬局の店長・薬剤師の衣笠叶努さん(20代後半)ですが、
転職をしたことで給料が1.3倍に上がりました。
約50万円くらいだそうです。
さらに、福祉関係の会社役員の谷口さん(34)です。
役員である自身と社員も含めて、給料は上がっていて、
約54万円という額になっています。
経済アナリストの森永康平氏
「来年以降、物価高が落ち着けば、実質賃金がプラスになる可能性も。ただし、賃上げができる企業にかぎる」
■日本の不思議
すぐ“平均”給料や“最低”賃金の話になる
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
よく給料の話になると、日本は平均給料や最低賃金などという話になるのは、ずっと不思議だと思ってました。 アメリカの考え方ですと、ジョブ型と言うんですか、資格や何ができるかなど、自分の職業によって、専門性があるから高く評価されて、その分の給料が妥当だとされるんです。 全体的な平均の賃上げという話はなかなか聞かないんですよね。 なので、給料を高くするには、やはり評価制度まで変えないといけないのかなというのは、考えてます。
ホランキャスター:
自分の価値も高めて、それをちゃんと評価してくれる企業のシステムも必要だということですね。 厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント): そうですね。ちゃんとできても、それを評価してもらえない会社でしたら、それは上がらない。結局、優秀な人たちは評価する企業に逃げてしまうと思いますよ。 南波キャスター: 今の日本の給料は上がってると。私の感覚ですと80万円などはすごいというふうに思うんですが、ジェイソンさんの感覚、アメリカの感覚ですと、これくらいの額はどうなんですか?
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
ちょっとタクシードライバーさんなどはよくわからないですけど、
今は特に円安なので、ドル高で考えたときには、これが高いかどうかは、ちょっと比較しづらいところもありますよね。手取り50万円は恐らくアメリカだと平均より下くらいだと思いますよ。
南波キャスター:
それくらいやはり差があるということですか?
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
もちろん格差社会ですからね
■岸田総理「2030年代半ばまでに、最低賃金1500円目指す」
南波キャスター:
今、仕組みという話がありましたが、各国の最低賃金で比較します。
〈各国の最低賃金〉
・オーストラリア 2161円
・アメリカ ワシントン州 2084円
・フランス 1608円
・日本 961円(来月から1004円)
※2023年7月 全労連調べ 物価の差ももちろんあります。
オーストラリアなどでは飲み物でも、ジュースなど400円くらいするような物価の高い国です。
そんな中で岸田総理は
「2030年代半ばまでに、最低賃金1500円を目指す」
(※全国加重平均)と、8月31日に官邸での会議の中で話をしました。
ただ、これは10年後くらいなので、
10年後にフランスよりも安い賃金でいいのかというところは実際に指摘をされている部分でもあります。
付け加えますが、会議の中で岸田総理は「中小企業などにも賃上げができやすいように環境は整備したい」と言及はしています。 経済アナリストの森永康平氏「時給1500円を出せない企業も出てくる。そうなると人手不足で経営が厳しくなり、格差が広がる可能性もあるのではないか」
■そもそも“利益を出しやすい事業”に変えられるのか
日比麻音子キャスター:
出せない企業がある、賃金がどうしても上げられない企業がある、というのは現実なわけで、これを全体でどうやって底上げできるのかというのは大きな課題ですよね。
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
でも資本主義で考えたら、利益を出しやすい事業に変えるようなことを考えるしかないんじゃないですかね。最低賃金をこれ以上出さないと、もう会社としてはやっていけないんだったら、それ以上利益出せるような事業に変えることによって、それ以下のなかなか利益を出しづらいものが全部消えていくというような現象が来ると思いますよ。
ホランキャスター:
まさに体力のある会社が生き残っていくことで、より強い経済になっていくということを、アメリカは特にやっているんだと思うんです。やはりどうしても「格差はよくないよね」「みんなが等しく豊かになるために」というところを目指してしまうから、余計にこの最低賃金という話題もそうですし、何か不公平感も生まれてしまいますし、何か独特な空気感が日本にあるのかなと今ちょっと感じております。
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
ちょっとありますよね。でも体力のある企業しか欲しくないんじゃないですか。「体力のある企業にみんな勤めようぜ」みたいな考え方だったら一番ハッピーだと思いますけど、体力のない会社も生き残らないといけないという考え方だったら、こういう大変な状況になると思います。
日比キャスター:
現状がどこまで続くのかというのもまだわかりませんから、嘆いているだけではなくて、出来ることを、と。
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
現状をキープしようとしないこと。
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