新幹線車内で両手に刃物 27歳男性を殺人予備容疑で再逮捕

毎日新聞

山口県警=坂野日向子撮影

 

 

 

 

 

 鹿児島中央発新大阪行きの新幹線の車内に包丁とナイフを持ち込み、乗客を殺害する機会をうかがったとして、山口県警は4日、住所不定、無職の竹内翔平容疑者(27)を殺人予備の疑いで再逮捕した。銃刀法違反容疑で7月に逮捕していたが、処分保留とした。  再逮捕容疑は、人を殺害しようと考えて7月3日、奈良県内で包丁(刃渡り約15・5センチ)1本を購入し、インターネットを通じてナイフ1本(同約12センチ)を入手。同15日、熊本―博多間を走行中の九州新幹線車内で両手に刃物を持って歩き、乗客を殺害する機会をうかがったとしている。調べに「間違いありません」と容疑を認めている。  車両は九州新幹線と山陽新幹線の直通運転。山陽新幹線新山口駅(山口市)で緊急停車し、駆けつけた警察官が身柄を確保した。JR西日本によると、乗客約250人にけがはなかった。  県警によると、スマートフォンなどの端末から静止画などを送信できる「110番映像通報システム」で、新幹線の座席の上に刃物が置かれている画像が乗客から送信されており、逮捕につながったという。

【福原英信

 

 

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