バイデン氏次男、一転無罪主張 司法取引ならず急展開 米

 

時事通信

26日、米東部デラウェア州ウィルミントンの裁判所を後にするバイデン大統領の次男ハンター氏(EPA時事)

 

 

 【ワシントン時事】

 

 

バイデン米大統領の次男ハンター氏(53)は26日、東部デラウェア州の連邦地裁に出廷し、税務処理の不正容疑について無罪を主張した。

 

 

  【写真】バイデン米大統領  

 

司法取引に応じて有罪を認めるとみられていたが、地裁が取引の承認を見合わせたため。米メディアは「予期せぬ事態」(ワシントン・ポスト紙)と驚きをもって伝えている。  ハンター氏は2件の税滞納と薬物依存下での銃所持により訴追されたが、税法違反で有罪を認める代わりに実刑を免れるなどの司法取引で事前に検察側と合意していた。だが米メディアによると、判事は司法取引の内容が不明瞭だとして疑義を唱え、取引の承認はいったん延期された。  検察側は法廷で、今回の司法取引では別の容疑による将来の訴追の可能性を排除していないと強調。外国からのロビー活動に関してハンター氏の捜査を続けていると明らかにした。これにハンター氏側の弁護士が反論。判事は双方に免責内容の明確化を命じ、閉廷した

 

 

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