事件後もSNSを更新 日常生活の様子を綴る 29歳女と被害者間にはトラブル すすきのホテル殺人事件
HTB北海道ニュース
田村瑠奈容疑者の親族） 「お父さんもお母さんも溺愛っていうか。 もうもう溺愛も溺愛、ひどいんだ」 札幌・すすきののホテルで恵庭市の６２歳の男性が頭部のない状態で見つかった事件。 捜査本部は共謀のうえ男性の首を切断し頭部を自宅に運んだとして、瑠奈容疑者のほか、父親で医師の修容疑者、母親の浩子容疑者を逮捕しました。 その後の捜査関係者への取材で、瑠奈容疑者は被害男性との間に何らかのトラブルを抱えていたことが新たにわかりました。事件との関連はあるのでしょうか。 田村瑠奈容疑者の親族） 「（修容疑者は）自分の子どもに対してはどこか生ぬるい、溺愛が勝っちゃったんだな」 藤澤達弥アナウンサー） 「田村容疑者の自宅です。ガレージのようなものの近くで箱のようなものがトラックに詰め込まれて行きます」 逮捕された一家３人が住む家の家宅捜索は３日目を迎えました。自宅からはこれまでに被害男性の頭部や犯行に使われた可能性のあるスーツケースなどが押収されています。 これは２年ほど前に撮影された自宅前の画像。止まっているのは修容疑者のものとみられる車です。事件当日、現場のホテル付近の防犯カメラに似た車に乗った修容疑者と瑠奈容疑者とみられる２人が映っていたことから、警察がこの車を押収していたことも新たにわかりました。 札幌・東区の中核病院で精神科の科長を勤めていた修容疑者。その勤務先の病院から、証拠品が入った段ボールを運び出す捜査員。 警察は２６日、犯行に使われたものがないかなどを調べるため病院の家宅捜索に入りました。 「忘れてしまえば全てがなかったことになる。そんなのは嫌だ～」 自身の音楽活動など、私生活の様子を頻繁にＳＮＳに投稿していた修容疑者。 遺体が発見された７月２日にも過去の自分の投稿をシェアしていました。さらにー。 「近所のインドカレー屋さんテイクアウト頼んだんだけどたむらじゃなくてＨＡＭＡＲＡになってる件」 事件のおよそ１０日後にはテイクアウトした食事の写真を投稿。その３日後にはー。 「セントレアなぅ」 出張で愛知県に来ていることを報告。事件後も普段通り仕事を続けていたとみられます。 逮捕の数日前にも札幌の幌見峠で撮影したというラベンダー畑の写真を投稿していました。事件のあともほぼ毎日ＳＮＳへ投稿していた修容疑者。 修容疑者は自宅に男性の頭部があることを知っていたとみられています。どのような気持ちで過ごしていたのか。 警察は３人の認否を明らかにしていません。
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