バレー】男子日本代表 世界選手権王者イタリアを破りVNL初の銅メダルを獲得
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023男子ファイナルラウンドポーランド大会は現地7月23日(日)に最終日を迎え、男子日本代表(FIVBランキング6位)は、イタリア(同3位)と3位決定戦で対戦し、3-2で勝利した。男子日本代表はVNLで初の銅メダルを獲得した。
【画像】男子日本代表その他の写真(3位決定戦 vs.イタリア)
昨年に行われた世界選手権を制しているイタリアは、予選ラウンドを9勝3敗25ポイントの4位で通過(日本は10勝2敗27ポイントで2位)。準々決勝ではアルゼンチンをストレートで下すも、続く準決勝でアメリカにストレートで敗れ決勝進出を逃した。日本は予選ラウンドでイタリアと対戦し、1-3で敗れていた。 イタリアのサーブから始まった試合は第1セット、石川主将のスパイクで日本が先制。その後イタリアに連続ブレイクを許すが、宮浦のスパイクでサイドアウトを奪う。そこからイタリアのミスや宮浦のフェイントなど5連続ポイントで逆転。中盤にも宮浦の連続サービスエースなどでリードを広げると、23-18から再び宮浦が連続サービスエースを決めセットを奪った。 第2セット序盤、連続でバックアタックがブロックに捕まるなどイタリアにリードを許す。徐々に点差を縮め中盤に追いつくと、そこからお互いに点を取り合う展開。終盤に髙橋藍、石川主将のスパイクがブロックに捕まりリードされるが、宮浦のサーブから髙橋藍がワンタッチを奪い同点に追いつく。その後、相手のスパイクがアウトになりセットポイント、最後は石川主将がスパイクを決めてセットを連取した。 続く第3セット、序盤に連続サービスエースなどでブレイクを奪われて主導権を握られセットを取り返されると、続く第4セットも序盤の連続ポイントでリードしたイタリアに奪われた。 迎えた最終セット、宮浦のサービスエースで先制点を奪うと、宮浦、山内が連続でブロックを決めるなど得点を重ねて一歩抜け出す。中盤にも石川主将がサーブで崩し、戻ってきたボールを自らバックアタックで決めるなどでブレイクし、リードを広げてそのままマッチポイントへ。最後は石川主将がスパイクを決め、歓喜の瞬間を迎えた。
■バレーボールネーションズリーグ2023男子ファイナルラウンドポーランド大会 3位決定戦 日本 3–2 イタリア (25-18,25-23,17-25,17-25,15-9)
■日本の第1セットスターティングメンバー 髙橋藍、小野寺、関田、石川、山内、宮浦、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位3人) 石川 21得点(アタック21得点) 宮浦 20得点(アタック12得点、ブロック1得点、サーブ7得点) 髙橋藍 12得点(アタック11得点、ブロック1得点) ※FIVBランキングは試合前時点
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