晴海フラッグ「SKY DUO」の第1期販売は平均倍率15倍超え、最高倍率は142倍
川又 英紀
日経クロステック
東京五輪の選手村跡地で開発しているマンション「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」分譲街区の売り主10社は、2023年7月8~16日に50階建てのタワー2棟で構成する「HARUMI FLAG SKY DUO(晴海フラッグ スカイデュオ)」の第1期販売を実施した。2棟の総戸数は1455戸で、そのうち573戸を第1期で供給し、全戸に申し込みがあった。
登録申込総数は8790件に上り、平均倍率は約15.3倍に跳ね上がった。最高倍率の住戸は142倍に達した。販売済みの板状棟と同じく、タワー棟も異例の高倍率となっており、晴海フラッグの人気の高さを裏付ける格好となった。
板状棟の抽選に外れ、再チャレンジした人も多数いたとみられる。ちなみにSKY DUOは23年5月に「1名義につき、申し込みは2戸まで」という販売規制がかかった。
SKY DUOは晴海フラッグの2つの街区「SUN VILLAGE」「PARK VILLAGE」に、1棟ずつ建てられる。第1期の販売戸数はそれぞれ276戸と297戸。
専有面積は
49.38m2~145.54m2、
47.74m2~161.12m2。
間取りはともに1LDK~3LDKとなっており、
SKY DUOは住戸プランが豊富だ。
SKY DUOの配置図(出所:売り主10社)
[画像のクリックで拡大表示]
販売価格はSUN VILLAGEが
5440万円~3億2790万円で、
最多価格帯は6800万円台と6900万円台(11戸)。
一方、PARK VILLAGEは4840万円~3億4990万円で、
最多価格帯は6100万円台(7戸)となっている。
3億円を超える住戸を含め、全てに申し込みがあったわけで、
富裕層の購買意欲の高さがうかがえる。
SKY DUOは建物の躯体(くたい)から角柱をなくし、角部屋の眺望を柱が邪魔しないようにしている。その結果、特に角部屋の人気が高まっている。
SUN VILLAGEとPARK VILLAGEで建設中のタワー棟(写真:三井不動産レジデンシャル)
[画像のクリックで拡大表示]
晴海フラッグ「SKY DUO」の第1期販売は平均倍率15倍超え、最高倍率は142倍 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
====================================
晴海フラッグタワー棟は4800万円台から、エントリー1万件超えで抽選は再び高倍率か | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
晴海フラッグタワー棟は4800万円台から、エントリー1万件超えで抽選は再び高倍率か
HARUMI FLAG分譲街区の売り主10社は2023年4月8日、50階建てのタワー2棟「SKY DUO」の事前案内会を開始した。販売価格は1LDKが4800万円台から。販売済みの板状棟の人気を考え...
2023/04/12