イルカが突進、海水浴中の60代男性が肋骨骨折 福井の水晶浜
水晶浜海水浴場の駐車場には、イルカへの注意を呼びかける看板が設置されていた=2023年7月16日午後5時41分、福井県美浜町、佐藤常敬撮影
16日午前4時10分ごろ、福井県美浜町竹波の水晶浜海水浴場のスタッフから「男性がイルカに衝突され、けがをしている」と119番通報があった。
【画像】「イルカに絶対触れないで!!」福井の別の海水浴場では、イルカへの注意を呼びかける看板が掲げられた
県警敦賀署によると、岐阜県可児市の60代男性が知人らと3人で沖合5メートル付近を泳いでいたところ、イルカ1頭が突進してきて衝突。肋骨(ろっこつ)が3、4本折れる重傷で、両手もかまれるなどしたという。他の2人にけがはなかった。 同日、同海水浴場では他にも男性3人が腕などをかまれ、軽傷を負った。 同海水浴場は毎夏、県内外から多くの客が訪れる。同署には今シーズンだけでイルカによる被害報告が6件あるといい、「イルカに近づかず、姿を見たら海に入らないよう身の安全を守って」と注意を呼びかけている。 福井県内では昨年も海水浴客がイルカにかまれる被害が相次いでいた。
(朝倉義統
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