ハリウッド俳優労組、スト決行へ-スタジオへの打撃強まる

Bloomberg

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(ブルームバーグ): 

 

全米の俳優16万人が加入するハリウッド俳優労組、米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAGーAFTRA)は13日、スト決行を発表した。ハリウッドの脚本家労組と俳優労組のストが重なるのは約60年ぶり。

 

 

SAGーAFTRAはこれより先、ネットフリックスからソニーグループ、ウォルト・ディズニーに至るまで経営側を代表する全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)との交渉が決裂したと明らかにしていた。ストは深夜の午前0時にスタートする。

 

 

 

一方、脚本家1万1500人余りを代表する米脚本家組合(WGA)のストは5月2日から続いている。すでに多くの番組やプロジェクトが中断され、9月の新クール開始が危ぶまれている。

 

 

スト決行により、俳優は作品のプロモート活動も停止しなくてはならない。米国外で撮影された作品も影響を受ける。

 

 

 

映画「オッペンハイマー」の英国プレミアイベントでは、俳優のマット・デイモンさんとエミリー・ブラントさんらキャストが登壇を取りやめたと、クリストファー・ノーラン監督が壇上から観客に伝えた。

 

 

 

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原題:Actors Go on Strike in New Blow to Struggling Hollywood Studios(抜粋)

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Lucas Shaw, Caelyn Pender

 

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