ウクライナがTPP加入申請 16日の閣僚会合で扱い協議
【シドニー時事】
ウクライナは環太平洋連携協定(TPP)への加入を申請した。
閣僚級のTPP委員会の議長国を務めるニュージーランド(NZ)政府が7日、
申請書を受け取ったことを明らかにした。
TPP委員会は16日にNZのオークランドで開く会合で、
中国や台湾などの加入申請と並んで取り扱いを協議する。
TPPは現在、日本を含む11カ国で構成され、
16日に英国の加入が承認されて12カ国に増える予定。
ロシアの侵攻を受け紛争下にあるウクライナには、
TPP参加国との経済的な結び付きを強めることで、より支援を得やすくする狙いがあるとみられる。
先進7カ国(G7)の一角、
カナダは既にウクライナの加入に支持を表明。
G7の日英、
北大西洋条約機構(NATO)のパートナー国である
オーストラリアとNZもウクライナとの親和性は高い。
後藤茂之経済再生担当相は7日の記者会見で
「参加国とよく相談する必要があるが、国民の理解も踏まえながら対応していきたい」と述べた
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