加藤未唯失格問題でフランスメディアが対戦相手の責任を追及「2人の選手を許すのは難しい」
テニスの4大大会「全仏オープン」の女子ダブルスで加藤未唯(ザイマックス)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格となった問題で、
大会の地元フランスメディアが
対戦相手の責任を、なおも追及している。
今回の問題は、試合途中に加藤が相手コートへ向けて返した球がボールガールに直撃。
審判はいったん警告を発しながら、
対戦相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)とサラ・ソリベストルモ(スペイン)が抗議したことで裁定が覆り、失格処分となった。
騒動の波紋が広がり続ける中、
テニス専門メディア「クレイ」のインタビューで
騒動を振り返り、
ブズコバから連絡があったことを明かした。
そこでは「ブズコバからメッセージをもらったけど、返事はしなかった」と打ち明けた。
フランスメディア「テニスアクチュ」は、
加藤の発言を受けて改めて今回の騒動を報じた。
「ボールキッズのノドに誤ってボールを当てて失格となった日本人は、この衝撃的なエピソードを消化できなかった」といまだ加藤が失格処分を引きずっていると指摘。
その上で「暴露は驚くべきものだった」と強調した。
「彼女は、現場を見ていないのに失格を主張したソリベストルモとブズコバに対して憤りを感じ続けていると説明した」と指摘した上で、
同メディアは加藤の心情をおもんぱかり
「2人の選手を許すのは難しい」と
対戦相手組を糾弾した。
加藤の失格問題は、なおも物議を醸し続けている。
東スポWEB
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