加藤未唯が〝あの時〟の新事実明かす 主審が「もし男の子だったら大丈夫だった」と告げる

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加藤未唯

 

 

 女子テニスの加藤未唯(28=ザイマックス)が、4大大会・全仏オープンでの失格処分について、テニスメディア「クレイ」のインタビューで振り返った。  それは4日に行われた女子ダブルス2回戦のこと。加藤は相手コートにボールを返す際、ボールガールに球を直撃させて泣かせてしまい、主審から警告を受けた。しかし、その後に相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)、サラ・ソリベストルモ(スペイン)組の抗議によって判定が覆って失格となった。  加藤はインタビューで「(失格処分後)審判とスーパーバイザーが私に話しかけてきて、『もしボールキッズが男の子だったら、大丈夫だったでしょう』と言った。それに『彼女が15分以上泣き続けたので決断を下さなければならなかった。5分後に泣きやんでいればすべてがうまくいっただろう』とも説明した」と明かした。自身の立場としては「私はただ、相手のサーブのためにボールをボールキッズに渡しただけ」と主張した。  失格後の心境については「とても落ち込んでいた。失格の後、帰国することを真剣に考えた」。さらに「ロッカールームで数時間過ごし、ソーシャルメディアもチェックしたくなかったし、誰とも話したくなかった。ドーピング・コントロールに行かなければならなかったので、そこで1人で待っていた」と〝最悪の時間〟を振り返った。  またブズコバから連絡があったことも明かした。「ブズコバからメッセージをもらったけど、返事はしなかった」。インタビュー中に、携帯電話でそのメッセージを確認すると加藤は「今日はごめんなさい。あなたとあなたのパートナーが無事であることを願っています」と読み上げた。一方のソリベストルモからは何のコンタクトもないという。

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