大谷翔平、打席から投手のルール違反指摘 球審と同時の超速反応、米解説者「何でもできるね」
7回の打席でピッチクロック違反をすぐさま指摘するひと幕
本拠地カブス戦で打席に立つエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地カブス戦に「2番・指名打者」で出場。16号ソロ弾を含む2打数1安打1打点で7-4の勝利に貢献した。7回の第4打席では実況者も気づかなかった投手のルール違反を素早く指摘。解説者を「何でもできますね」と驚かせていた。
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エンゼルスが6-4と2点リードした7回。
この回から登板した右腕エストラダは先頭ウォードにいきなり本塁打を打たれ、
続く大谷と対峙した。
カウント2-2となり、
エストラダは慎重に間を取っていたが、
大谷はしばらくすると突然、
投手の方を指さしてアピール。
同時に球審がタイムを取り、
15秒以内に投球動作を始めなければいけない投手のピッチクロック違反を
アナウンスし、カウントは3-2となった。
エンゼルス戦を中継する米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況ウェイン・ランダッゾ氏は
「ショウヘイがマウンド方向の誰かへ向かって指さしましたね」
と状況をすぐには把握できなかった様子。
すかさず解説のマーク・グビザ氏が
「ピッチクロック違反です。ショウヘイは何でもできますね」
と驚きまじりの笑い声をこぼしたが、
大谷が勝負に集中している証しでもあった。
大谷はこの打席でこの日2つ目の四球を選んで出塁。
エンゼルスは無死満塁のチャンスを作るも追加点は奪えなかった。それでも逃げ切り、2連勝を飾った。
THE ANSWER編集部
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