中国、最高の発明は、
「中華料理」です!
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「中華料理」はなぜこれほど世界中で愛されているのか?
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どういうわけか、
外食とか、レストラン、と聞かれますと、
中華料理、中国料理と、思ってしまうくらい、
”好きですし、この大発明に対して、尊敬の念”を持つくらいです。
勿論、
家庭料理を含め、総合的な日本料理/和食
と
フレンチ(フランス料理)は、
あまりにも、(論理的にも、言語的にも、言葉で説明できませんが)
”それで、育った”
あまりにも、”身近すぎる”
”普通過ぎる”
ので、異文化の食事、外食
という感じがしないのです。
それに比べ、
「何が食べたい?」
とか、
職人の(プロの)シェフが提供する、お金を出して食べる料理/(外食)
と、思うと、どうしても、中華料理/中国料理
という、ものを感じます。
(いや、あの極意が難しい、今では、チャーハンを、この年になって、作れるようになりましたがーーーー)
凄い食べ物を、よお~~~くも、考え出したものです。
秦の始皇帝の、”グレートウォール”より、尊敬いたします。
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「中華料理」はいかにして世界を魅了してきたのか
カナダのサスカチュワン州で1950年代に中国料理店を開いたノイジー・ジム(右) Photo: Tissa Films
アトラス・オブスキュラ(米国)
Text by Sam Lin-Sommer
世界のチャイニーズ・レストランを取材した映像作家に聞く
「中華料理」はなぜこれほど世界中で愛されているのか? 世界を旅して『チャイニーズ・レストラン』というドキュメンタリーを撮った中国系カナダ人の映像作家に、米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」の食文化記者が聞く。
グアテマラで、友人に連れられて「タイ・エンパナーダ」と地元で呼ばれる料理を食べにいったことがある。そこで北京語を話しながら鉄板に気を配る人たちを見てすぐに、これはタイ料理ではなくて、台湾料理なのだと気づいた。
私は五香粉(ウーシャンフェン)エンパナーダを北京語で注文すると、拙いスペイン語から解放された心地がして気が楽になった。
中国系米国人の私は、常に新たなタイプの中国料理を探している。これまでに、ポルトガル風中国料理をリスボンのアパートの3階にある隠れ家レストランで出されたり、東京のにぎやかな通りで「チュウカリョウリ」(日本式の中国料理)を食べたり、南アフリカのリゾート地にあるショッピングモールで中国料理のテイクアウトをしたりしてきた
こんな旅の仕方をする中国系の人は私だけではない。中国系カナダ人の映像作家チャック・クワンは、ドキュメンタリーシリーズ
チャイニーズ・レストラン、
を4年かけて撮影した。これは4大陸13ヵ国にまたがったプロジェクトで、2006年に公開されたものだ。
コロナ禍の最中、彼はこうした経験を本にまとめた。
そのタイトル
「ご飯たべた?」(未邦訳)は、
中国語圏でよく使われる挨拶にちなんだという。
現在トロントに住むクワンは、香港、シンガポール、日本で育ち、5つの言語を話す。行く先々で中国料理店に入っては故郷の味を見つけ、その厨房を覗いて料理人やオーナーと知り合いになるというクワンは、その本にこう書いている。
「中国系の移民が新天地に溶け込むためのいちばんの近道が、中国料理店を営むことだ。それは他国人が張り合えない固有の商売であり、合法にしろ違法にしろ、新参者に仕事を与え、自立を助けてくれるものだ」
トルコ、カナダ、イスラエルで食べた中国料理の味
クワンのプロジェクトは、トルコのイスタンブールにあるレストランからヒントを得た。その創業者はイスラム教徒の中国人で、(蔣介石率いる)中国国民党の政治指導者だったが、国共内戦後、ヒマラヤ山脈を歩いて越え、中国から脱出した。その店のオーナーとの食事では、羊の煮込みや、豚肉の代わりに牛肉を使った焼き餃子などのハラル(イスラム教徒に許されたものの意)中国料理がふるまわれたという。
「中華料理」はいかにして世界を魅了してきたのか | 世界のチャイニーズ・レストランを取材した映像作家に聞く | クーリエ・ジャポン (courrier.jp)