千島連盟のロシア国内活動禁止 北方領土返還運動「奪取を目的」
2018年、色丹島内を散策する自由訪問の参加者ら(千島歯舞諸島居住者連盟提供)
ロシア最高検察庁は21日、
北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌市)を
「好ましからざる団体」に指定した。
ロシア国内での活動が事実上禁止される。
タス通信が伝えた。
千島連盟は北方四島の返還運動に取り組んでいる。
同最高検は、連盟の活動が
「ロシア領の一部の奪取を目的とし、憲法体制と安全保障に脅威を与えている」と主張。
「日本で反ロシア的な雰囲気を醸成し、北方領土を巡る情勢不安定化のリスクを高めてきた」などと指摘した。
「好ましからざる団体」に指定されると、
ロシア国内に団体の支部を置くことや、
資金の移動ができなくなり、
情報発信が禁じられる
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