ウクライナ情勢まとめ>ウクライナ政府、電力輸出再開へ(4月10日)
戦車の上で周囲を見渡すウクライナ軍の兵士=ウクライナ南部ザポロジエ州で2023年4月5日、AP
冬場の電力不足の危機が解消されたとして、ウクライナ政府は、電力の輸出を再開する方針を明らかにした。一方、ウクライナ軍の機密資料とみられる文書がSNS(ネット交流サービス)上に投稿され、波紋を広げている。ウクライナ情勢を巡る日本時間10日までの動きをまとめた。
【デジタル報道センター】
◇収入はインフラ修復の資金に
ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相が通信アプリ「テレグラム」への投稿で、電力の輸出を許可する文書に署名したことを明かした。ハルシチェンコ氏は「ウクライナのエネルギーシステムは、ほぼ2カ月間、供給制限することなく稼働している。最も厳しい冬は過ぎた」と述べた。
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◇ウクライナ軍の機密文書 SNSで流出?
ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍の反撃などに関する米国と北大西洋条約機構(NATO)の機密資料とみられる複数の文書がSNS(ネット交流サービス)上に投稿され、波紋を広げている。
ウクライナ政府は7日、
「ロシアによる情報戦略の一環だ」として、
機密情報の流出を否定したが、
米欧主要メディアは一部は本物との可能性を報じている。
米紙ニューヨーク・タイムズが6日、
米政府高官の話として文書の流出を最初に報じた。
その後、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などが詳細を報じた
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