尖閣諸島周辺の日本領海に中国海警局の船 連続侵入時間が過去最長に
日テレNEWS
沖縄・尖閣諸島周辺の日本の領海に先月30日から中国海警局の船が侵入していますが、2日、連続侵入時間が過去最長となりました。
海上保安庁によりますと、先月30日午前11時すぎから、尖閣諸島周辺の日本の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入しました。
付近にいる日本の漁船に近づこうとする動きを見せながら、4隻のうち2隻は領海にとどまり続け、別の2隻は領海への出入りを繰り返したということです。
中国海警局の船による連続侵入時間は2日午前11時54分時点で72時間46分となり、これまで最長だった去年12月の72時間45分を上回り、日本が尖閣諸島を国有化して以降、最も長くなりました。
海上保安庁の巡視船が領海からの退去要求などを行い、日本漁船の安全を確保しているということです
尖閣諸島周辺の日本領海に中国海警局の船 連続侵入時間が過去最長に(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
=====================================
日中外相会談が北京で始まる 拘束された邦人の早期解放求める方針
配信
会談に臨む中国の秦剛国務委員兼外相(右)と林芳正外相=2日、北京の釣魚台迎賓館(代表撮影)
林芳正外相と中国の秦剛(チンカン)国務委員兼外相の会談が2日午前、北京市内の釣魚台国賓館で始まった。林氏は、北京で拘束された日本の製薬大手・アステラス製薬の社員の早期解放を要求。ウクライナ侵攻を続けるロシアとの連携を強める中国を牽制(けんせい)するとともに、沖縄県尖閣諸島周辺などで軍事活動を活発化させていることにも深刻な懸念を表明する見通しだ。
【歴史的モノクロ写真】上海空港で見送りの周恩来・中国首相と別れの握手をする田中角栄首相。日中国交正常化はここから始まった。
会談の冒頭、秦氏は今年は日中平和友好条約締結45周年にあたると指摘し、「現在、両国関係のバトンは我々の世代の手に渡り、我々は歴史と人民に恥じることない正しい選択をすべきだ」と述べた。その上で、「私は林外相とともに条約の精神を振り返り、交流と意思疎通を強めて、両国が妨害を取り除き、困難を乗り越えて前進するよう推し進めていきたい」と語った。 これに対し、林氏は「現在、日中関係には様々な可能性があるが、同時に数多くの課題や深刻な懸案に直面をしており、非常に重要な局面にある」との認識を示した。「日中両国は、地域および国際社会の平和と繁栄に共に重要な責任を有する大国でもある」とし、「両国の外交責任者として、議論すべきことは数多い。率直なやりとりを行いたい」と語った。 日本の外相の中国訪問は2019年12月の茂木敏充氏以来、約3年3カ月ぶり。昨年11月の岸田文雄首相と習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談で、首脳レベルを含め、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を図ることを確認。「建設的かつ安定的な関係」の構築をめざし、林氏の訪中が実現した。
朝日新聞社
日中外相会談が北京で始まる 拘束された邦人の早期解放求める方針(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース