人も、
国も、
”貧しさゆえに”
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色々なことに手を出すわけですが、
旧ソ連圏の国々(特に、ハンガリーや、モルドバや、その他)は、
未だに、
ウクライナのドンバス地方・ザポリージャ・ヘルソンなどや、クリミア同様に、
「(ロシアから、裏で援助を受けている)親露派」が、
少なからずおりますし、
プラス、工作員が、うじょうじょ、おりますので、
非常に、デリケートな、中欧・東欧の国々です。
アメリカと、NATOは、
もっと、予算、人員、と情報網を、拡大しないといけません。
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ブルガリア、戦争特需で潤う ウクライナに弾薬、工場は人手不足 ロシアと微妙な歴史
老舗のブルガリア兵器メーカー「アーセナル」の工場前=13日、中部カザンラク(AFP時事)
【カザンラク(ブルガリア)AFP時事】
ロシアによるウクライナ侵攻で、
ブルガリアが戦争特需に沸いている。
軍需品の輸出が
昨年は40億ユーロ(約5700億円)に上り、
侵攻前の3倍になったとみられている。ただ、口をつぐむ人も多い。
弾薬工場の中心地、ブルガリア中部カザンラクは化粧品などに使われるバラの産地で有名だ。美しいバラ園が延々と続くのどかな土地に、弾薬生産ブームが到来し、ここ1年は米ロックバンドの名前にちなみ「ガンズ・アンド・ローゼズ」の街と異名で呼ばれている。
ブルガリアの老舗の兵器メーカー「アーセナル」は
カザンラクの工場だけで7000人を雇用している。
海辺のリゾートでの休暇など特典を付けて工場労働者を募集しないと間に合わないほど人手が足りない。
ブルガリアは欧州連合(EU)の最貧国の一つだ。
ウクライナ侵攻前は、
仕事を求めて若い労働者の国外流出が止まらなかったが、今は戻ってくるようになっている。
工場の前で取材に応じた
新人の女性労働者は
「雇われた時、最低でもこれから5年は毎日忙しいくらいの注文が既に入っていると言われた」と証言した。
「私はまだ働き始めて1週間だが、私より新人がもう3人もいる」と新しい工員が日々増える職場の様子を話してくれた。
◇沈黙の好景気
ただ、女性は名前を明かすことはかたくなに拒んだ。
アーセナル社もAFP通信の取材要請に応じていない。
ブルガリアはオスマン帝国からの独立に際し
ロシア帝国の支援を受けた歴史があり、
カザンラクもかつてはソ連軍のための生産現場だった。
こうした経緯から今もウクライナに直接、弾薬を輸出することをためらう。
ルーマニアやポーランドに輸出されてからウクライナに送り込まれてきた。
1989年に東西冷戦が終わるとカザンラクには不況が訪れた。
しかし「ブルガリア製カラシニコフ銃」で知られる安くて頑丈な兵器への需要は中東で高まるようになり、
2010年代に徐々に息を吹き返した。
4月に総選挙を控えるブルガリアで、
ウクライナへの弾薬供給は非常に微妙な話題だ。
かつての共産主義者の流れをくむ親ロシア派はもちろん、
台頭する極右集団もウクライナ支援に強く反対する。
ブルガリアを最近訪ねて兵器産業を回ったブルトン欧州委員(域内市場担当)も
少なからず目立たない動きを強いられた。
昨年6月に退陣に追い込まれたペトコフ前首相は親欧州派で
「侵攻直後のウクライナ軍を支えた弾薬の3分の1は、ブルガリア産だったはずだ」とドイツ誌に強調。
EUへの貢献を誇示できない悔しさを訴えている