フィリピン詐欺事件、「かけ子」容疑の女逮捕 他4人も現地で拘束

朝日新聞デジタル

フィリピンの入国管理局の収容施設=2023年2月2日午前8時34分、マニラ、大部俊哉撮影

 

 

 

 

 

 60億円以上の被害を出した特殊詐欺事件で、フィリピンを拠点に「かけ子」役を担ったとして、警視庁は17日、住居・職業不詳の山田李沙容疑者(26)を日本へ移送した上で窃盗容疑で逮捕し、発表した。同国では他にも同じ詐欺グループでかけ子だったとみられる24~59歳の男女4人が拘束されており、警視庁が身柄の引き渡しを求めている。  捜査2課によると、山田容疑者は2019年11月、東京都内の60代女性が警察官などを名乗る人物から電話を受け、キャッシュカード5枚をだまし取られた特殊詐欺事件で、うその電話をかけるかけ子役だった疑いがある。同課は認否は明らかにしていない。  フィリピン当局は19年11月、グループの拠点となったマニラの廃ホテルでかけ子役ら36人を摘発。山田容疑者はこの際に拘束を免れたメンバーの1人だったとみられる。

朝日新聞社

 

 

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