侍ジャパン、チェコ撃破で3連勝&準々決勝進出に王手! 佐々木朗希は4回途中8K、吉田正尚が連夜の逆転適時打【WBC】
先発の佐々木は4回途中まで投げ、被安打2、8奪三振の好投を見せた。写真:鈴木颯太朗
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月11日、1次ラウンドプールBの日本代表対チェコ代表が東京ドームで行なわれ、日本が10対2で勝利を収めた。
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日本の先発・佐々木朗希は初回、先頭の2人を打ち取るも3番のクラップに二塁打を許すと、続く4番のセルベンカをショートゴロに打ち取るも中野拓夢が悪送球。この間にクラップが還り日本は先制を許してしまう。 日本はチェコ先発サトリアの最速127キロのストレートと緩いチェンジアップやカーブに苦しめられる。
1回は三者凡退。しかし2回、1死から吉田正尚がセンター前へ初ヒットを放つと、山田哲人が四球を選び、山川穂高が中前打で満塁のチャンス。だが、サトリアの緩い変化球の前に、あと1本が出ず好機を逸した。
3回、日本は2番の近藤健介がライトへの二塁打を放ち出塁。大谷翔平は三振を喫するが、4番の村上宗隆が四球の後、5番の吉田がレフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功した。
吉田は前夜の韓国戦に続く、逆転打となった。
さらに山田哲人もレフト前へのタイムリーで続き、3点目を挙げた。
4回のマウンドに上がった佐々木は、
2人目までに投げたところで球数制限によって降板。
66球を投げ、
被安打2、
8奪三振、
1失点
の内容でマウンドを降りた。
2番手の宇田川優希は
後続をフォークで三振に打ち取った。
3-1で迎えた4回には、1番・ラーズ・ヌートバーに3試合連続のタイムリーが生まれ4-1とリードを広げると、続く近藤健介もタイムリー二塁打で1点を追加。そしてこの日2打席凡退となっていた3番・大谷が打球速度191キロの目の覚めるような弾丸ライナーの二塁打でさらに1点を挙げ、6-1とリードを広げた。大谷はWBCで3試合連続の打点をマークしている。
日本は4回までに7-1とリードした。
5回に1点を返された日本だが、その裏に牧原大成がタイムリーで1点を追加し、8対2とする。6回、7回と無得点に終わった日本は、8回に牧秀悟のソロアーチで9対2とすると、
4番の村上宗隆に今大会初ヒットが生まれる。
その後、満塁から山川の犠牲フライで1点を追加すると、9回は宮城大弥が反撃を許さず、日本が10対2で勝利を収めた。
1次ラウンド3連勝とした日本は、
これで準々決勝進出に王手。
翌12日の韓国対チェコで、チェコが敗れれば準々決勝進出が決まる。
構成●THE DIGEST編集
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