約28万7000票で参院選初当選から１度も国会に登院せず／ガーシー議員これまでの経過
昨年7月の初当選から1度も国会に登院せず、国会法に基づいて「議場での陳謝」の懲罰処分が下されたNHK党のガーシー（東谷義和氏）参院議員（比例代表）が7日、トルコ地震の被災地視察に訪れている現地から帰国せず、8日の参院本会議を欠席することを明らかにした。 ガーシー議員を巡る主な経過は以下の通り。
◆2022年7月 参院選比例代表で約28万7000票を得て初当選。
◆8月3～5日 海外に滞在したまま臨時国会を欠席。
◆10月3日～12月10日 秋の臨時国会も欠席。
◆12月24日 動画投稿サイトで著名人を脅迫するなどした疑いがあるとして、警視庁がガーシー氏に事情聴取を要請。
◆23年1月11日 警視庁が関係先を家宅捜索。
◆1月23日 通常国会開会。ガーシー氏は欠席。参院が帰国と登院を要求。
◆1月30日 尾辻秀久参院議長が、国会法に基づき出席を促す文書「招状」を発出。
◆2月8日 尾辻氏が参院懲罰委員会に付託。
◆2月21日 懲罰委がガーシー氏に対する懲罰案を「議場での陳謝」とすることを全会一致で決定。
◆2月22日 「陳謝」の処罰処分を参本会議で決定。
◆2月27日 ガーシー氏が懲罰処分を受ける意向を参院に伝える。
◆3月1日 陳謝が8日の参院本会議で行われることが確定。
◆3月3日 NHK党・立花党首が「帰って来ない可能性を示唆」と懸念示す。
◆3月7日 ガーシー議員が陳謝予定の8日の参院本会議に出席しない方針を表明。公設秘書が同日午後、参院事務局に欠席届を提出し、受理される
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