建築家ラファエル・ビニオリ氏死去 東京国際フォーラム設計、78歳
ラファエル・ビニオリ氏=2009年12月、ウルグアイ南部シウダ・デ・ラ・コスタ(AFP時事)
ラファエル・ビニオリ氏(建築家)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが3日、家族の話として伝えたところによると、2日、ニューヨークで死去、78歳。
【写真特集】追悼 2022~宮崎蕗苳さん、ギャスパー・ウリエルさん、水島新司さん~
ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。
アルゼンチンのブエノスアイレス大で建築学を学んだ後、
1978年に米ハーバード大で教職に就き、
米国に移住。
79年以降はニューヨークに定住し、
83年にはラファエル・ビニオリ建築事務所を設立。
オフィスや居住用の建物のほか、
ホテルや
コンサートホール、
競技場、
空港施設など、
世界中で600以上もの構造物の設計・建築に関わった。
中でも最も高く評価された作品は、現在さまざまな国際会議や展示会などが開催されている
東京国際フォーラム(96年完工)。
建物内には巨大なガラスで覆われた大規模な空間が広がっており、同紙も「グラスの中でひっくり返った船のようにも見える」建築物と伝えるなど、斬新な作品として評価されている
建築家ラファエル・ビニオリ氏死去 東京国際フォーラム設計、78歳(時事通信) - Yahoo!ニュース