平和賞の活動家に懲役10年 ベラルーシ、政権批判で

共同通信

アレシ・ビャリャツキ氏(ロイター=共同)

 

 

 

 ベラルーシの首都ミンスクの裁判所は3日、昨年のノーベル平和賞受賞者アレシ・ビャリャツキ氏に社会秩序の混乱を図った罪などで懲役10年の判決を言い渡した。国営ベルタ通信が伝えた。同氏は自身が創設した人権団体「ビャスナ(春)」の代表で強権支配を続けるルカシェンコ政権を批判してきた。 

 

 

【写真】ベラルーシの首都ミンスクの裁判所に出廷した人権団体「ビャスナ」代表のビャリャツキ氏

 

 

 

 ビャリャツキ氏は2021年7月に拘束され、ノーベル平和賞は獄中での受賞となった。今年1月に始まった公判で無罪を主張していた。  ノルウェーのノーベル賞委員会は昨年12月、ビャリャツキ氏のほか、人権擁護に取り組んできたウクライナの「市民自由センター」(CCL)とロシアの「メモリアル」に平和賞を授与した

 

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