生産が追い付かないくらい、

 

 

このお値段なら、”バカ売れ!”するでしょう!

 

 

この会社、夏のボーナスが凄いはずです

 

 

 

 

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手持ちの仮想アースとの組み合わせもOK

仮想アースと振動対策がこの1枚で完結!サンシャインの薄型シート「SE40」の効果をチェック

2023/02/25林 正儀

 

 

オーディオアクセサリーブランド、サンシャインの看板製品である超薄型のオーディオ用制振シート。発売以来15年以上の長きにわたりロングセラーを続けているこのシートから、新たに仮想アース付き最新モデル「SE40」が登場した。その実力を林正儀氏が体験する。

SUNSHINEの仮想アース付き制振シート「SE40」13,200円(税込)※アースケーブルなしのシート単体「E40」(9,900円/税込)もラインアップ ●サイズ:約510W×455D×1.2Hmm photo by 田代法生

 

基準グラウンドを強化するとともに、微細な振動成分も消滅させる


独自の製品の数々をプロデュースするオーディオアクセサリーブランド、サンシャインから、画期的な仮想アース付きシート「SE40」が登場した。“Eタイプ”と呼ぶ超薄型のシート状ボードにアースケーブルを備えたアイテムである。

なおアースケーブルなしのボード単体モデル「E40」もラインナップしており、こちらを購入して愛用中のアースケーブルを使用することもできる。

仮想アースに関しては、各社のさまざまな方式の製品を体験してきたが、これは大本命だろう。価格破壊といわれ、超大ヒット中の同社のケーブル・シリースやスパイラルエキサイターに続くエポックになりそうな予感である。

そもそも仮想アースとは、機器の基準グラウンドを強化するものだ。電位のフラつきをビシっと安定させるのだが、この「SE40」はあわせて微細な振動成分まで消滅させる。この後で詳しく見ていくが、サンシャインの“仮想アース付き制振シート”とはそういうものである。

実は“仮想アース付き制振シート”というのは、仮想アースが流行るはるか以前、もう15年前に関西の大手専門店とサンシャインが共同開発した制振シートBタイプをもとにして既に商品化されていた。いわば仮想アースの先駆者であるが、これがスマッシュヒットとなった経緯がある。新製品とはこのBタイプの完全リニューアル版だった。
 

鉄と樹脂系素材による3層構造で、アース線にもティグロンのH.S.E.処理を実施


それでは実機を見てみよう。薄い純鉄シートの間に樹脂系の制振材を圧着させた3層構造だ。それを2枚重ねにて製品化。構造がダブルになり、上側ボードにアース線の取り付けスリットがある。アース線はティグロンのH.S.E.処理をした特別な銅線とのこと。

薄い純鉄シートの間に樹脂系の制振材を圧着させた3層構造でこれを2枚重ねにしている

 


仮想アースといえば、通常は箱の中に金属や鉱物を入れてそれをアース=大地代わりにするものだが。サンシャインの主張は、この大地に代わるものとしては熱変換素材にダイレクトに落とすのが一番有効であるとした。そこで振動吸収率と振動を逃がす伝搬速度が速いという性能が両立している素材を選択した。

アース端子はワニ型クリップ仕様。アースケーブルはティグロンのバーンイン技術、HSE処理をした特別な銅線を採用

 

 

 

 


サンシャインが採用しているマグネシウムボードや、今回のボードの素材に採用された金属と金属の間に樹脂系の制振材を挟んだ“制振鋼板”と呼ばれるものだ。
 

倍音が劇的に引き出され、ノイズや歪みを根こそぎ消す


早速「SE40」の効果を試してみよう。まずはアナログプレーヤーに使用してみた。所有のLP12にボードを敷きつつ、アース線をつないでみた。

倍音がはっきりと聴こえる!いきなり劇的以上。

 

絶対領域というか……。

 

ノイズ感がパタっと止み、

 

理想的な静寂が訪れたような錯覚である。

 

ダブルの効果は目覚ましく、

 

CDプレーヤーの場合でもアンプでも、

 

あらゆるノイズや歪み成分という病魔を根こそぎ消し去ってくれた

のだ。

そんな効果がある。

クラシックもヴォーカルも力強く晴れやかなみずみすしさに包まれ

 

その定位も恐ろしく鮮明だ。

 

声や楽器の居場所がここまで正確かつ立体的に聴こえ出したことに驚いた。

 

機器ごと入れ替えたように、

音量感やDレンジまでアップする。

 

ぐっとクレッシェンドがせり上がり、

見上げるようである。

 

分離も鮮明で、

 

すみずみまで音の動きがスピーディ

 

オケのピッチが上がったかのようである。



言い過ぎのようだが、確かに音楽が降りてきた。

 

異次元のサウンドと遭遇することができた。

 

ベーム指揮、モーツァルトのレクイエムをじっくりと聴いたが、

弱音の限界までコーラスや弦、木管の正確な響きが保たれる。

 

音楽の前でどれだけ純粋になれるのかが試されるような効果だ。

より音楽に近づいた方が勝ち!そんな気分にさせてくれた。

仮想アースの世界に、一石を投じた製品と私は言いたい。

 

最良の仮想アースの効果と最良の制振シートとしての効果。

ダブルの効果ゆえの音質効果は他に類をみないだろう。

 

こうした性能を持っていながら仮想アース製品ではダントツの安値。初心者に嬉しい。

すでに他メーカーの仮想アースユーザーであっても併用が可能で、

手持ちの仮想アース機器の性能もさらに生かされるはず。

サンシャインの従来の制振シートを使っている人もその上に重ねて使用すれば効果倍増である。

なお、小型機器向けで、小サイズの仮想アース付きボードも用意しているという。これを機に試してみてはいかがだろう。

(提供:サンシャイン)
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本記事は『季刊・オーディオアクセサリー188号』からの転載で