ロシア軍、精鋭の旅団5千人を東部での戦闘で失った可能性 米サイト
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ウクライナ東部バフムートで2022年12月16日、ロシア軍に向けて砲撃を放つウクライナ軍の兵士=AP
米政治専門サイト「ポリティコ」は12日、ウクライナ東部ドネツク州ブフレダールをめぐる戦闘で、ロシア軍が精鋭の第155海軍歩兵旅団全体を失った可能性があると報じた。ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」が13日、伝えた。
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ウクライナ国防軍タブリスキー地区の統合プレスセンター責任者がポリティコに語ったところによると、「指揮官を含む多数の敵軍が、ブフレダールと(同州)マリンカ近くで撃退された」と主張。旅団は約5千人の兵士で構成されるが、そのほとんどが死傷または捕虜になったと見積もっているという。 また、「第155旅団は3回人員を補充しなければならなかった。最初が(首都キーウ近郊の)イルピンとブチャの後、ドネツク近郊で敗北したときが2度目。そして今回、ブフレダール周辺で旅団のほぼ全体が破壊された」と話した。
朝日新聞社
ロシア軍、精鋭の旅団5千人を東部での戦闘で失った可能性 米サイト(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース