古代マヤ文明の集落964カ所を新たに発見、グアテマラ北部の密林 「高速道路」で結ばれた都市も
グアテマラ北部とメキシコ南部にまたがる密林で、
数千年間にわたって眠っていた、古代マヤ文明の集落が最新技術で新たに発見された。
新たに見つかった集落の数は964を数える。
また417もの都市が、高速道路のような道で結ばれていた。
今回、専門家は「LiDAR」と呼ばれる技術を使った。
密林に光のパルスを照射して、その下に潜む構造物を見つけ出した。
そしてこの成果は、先月学術誌に掲載された。
ミラドール保全計画ディレクター ジョセフィン・トンプソンさん
「LiDARは1700平方キロもの地形をとらえ、
あらゆる構造物や
水路網、
交通網、
車道、
居住地区、
田畑を明らかにした。
またこれらのインフラが、自然の体系とどのように結びついていたのかも明らかにした」 新たに発見された構造物はすべて、
マヤ最大の都市国家が誕生する何世紀も前に建てられたもので、
紀元前1000年から350年頃にさかのぼるという。
(ナレーションなし
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