四輪総合優勝を飾ったトヨタのナッサー・アルアティア(右/左はコ・ドライバーのマシュー・ボーメル)。

Photo by TOYOTA》TLC(TEAM LAND CRUISER)が市販車部門10連覇

 

 

 

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#200 ナッサー・アルアティア(トヨタ)

 

 

 

 

【ダカールラリー2023】四輪総合優勝はアルアティア、トヨタとともに初連覇達成

四輪総合優勝を飾ったトヨタのナッサー・アルアティア(右/左はコ・ドライバーのマシュー・ボーメル)。
  • 四輪総合優勝を飾ったトヨタのナッサー・アルアティア(右/左はコ・ドライバーのマシュー・ボーメル)。
  • 四輪総合優勝を飾ったトヨタのナッサー・アルアティア(右/左はコ・ドライバーのマシュー・ボーメル)。
  • #200 アルアティア(トヨタ)
  • 四輪総合の表彰式。
  • セバスチャン・ローブ(右)は四輪総合2位(左はコ・ドライバーのファビアン・ルルカン)。
  • #201 ローブ(BRX)
  • #211 エクストローム(アウディ)
  • TLC(TEAM LAND CRUISER)が市販車部門10連覇。

サウジアラビアで開催されていた「ダカールラリー2023年大会」が現地1月15日に競技終了を迎え、トヨタのナッサー・アルアティアが四輪総合2連覇を飾った。アルアティアは5度目、トヨタは3度目のダカール制覇で、連覇はともに初めて。

◆四輪総合で最初のサウジ2勝目を成したアルアティア

四輪総合の優勝争いは前半戦で首位の座を確固たるものにしたナッサー・アルアティア(TOYOTA GAZOO Racing=TGR、マシンはGRダカールハイラックスT1+)が独走のままフィニッシュを果たした。現地9日の休息日以降はステージ勝利がなかったが、アルアティアはそれを必要としておらず、コ・ドライバーのマシュー・ボーメルと一緒にしっかりラリーをまとめあげて栄冠を手中に、という盤石の流れだった。

ダカールラリーは2020年大会からサウジアラビアでの開催が続いており、今回が4回目。過去3回のサウジ開催戦での四輪総合優勝はカルロス・サインツ(20年)、ステファン・ペテランセル(21年)、そしてアルアティア(22年)とダカールの“ビッグ3”が分け合っていたが、アルアティアが最初のサウジ2勝目達成者となった(20年サインツと21年ペテランセルはMINIでの優勝。両者とも現在はアウディ所属)。

トヨタは南米最後の大会となった2019年の四輪総合初制覇(アルアティア&ボーメル)以降、今回が3度目の優勝で、連覇は初めて。アルアティアのダカール四輪総合優勝は5度目で、連覇はやはり初めてだ(ボーメルは4勝目、連覇は初)。アルアティア、ボーメル、トヨタの“組み合わせ”でのダカール制覇は2年連続3度目ということになる。

ナッサー・アルアティアのコメント

「最高の気分だ! ともに戦ってきた全てのチームメンバーを含め、多くの人に感謝したい。タフな2週間だったが、またダカールを戦い、こうして勝つことができたのは素晴らしい。GRダカールハイラックスT1+を誇りに思う。TGR(トヨタ)とともに3勝目を飾れたことは本当に格別だ」

今回の四輪総合上位はトヨタ勢が1-3-4-5を占める結果となっている(3位はOVERDRIVE RACINGのルーカス・モラエス、4-5位はTGR

 

 

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