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ロシア高官、ベラルーシ「参戦」に含み 「攻撃されたら合同で反撃」
ベラルーシ国境付近で警戒に当たるウクライナ兵=2023年1月13日、ロイター
ロシア外務省で旧ソ連構成国の独立国家共同体(CIS)関連の課題を担当するポリシチュクCIS第2局長は13日にタス通信が伝えたインタビューで、ロシアと同盟関係にあるベラルーシが仮にウクライナから攻撃された場合は、ロシア・ベラルーシが合同で反撃する「十分な法的根拠となる」と述べた。 【写真特集】「早く戦争終わって」日本で祈りのボルシチ ウクライナは現在、ベラルーシの参戦に警戒を強めている。ポリシチュク氏は一方で、合同で軍事作戦に踏み切るかどうかは最終的に「指導部の判断だ」とも付け加えた。 こうした中、ベラルーシで軍の動きを監視する独立系の調査グループ「ハユン・プロジェクト」は12日、ベラルーシ南部ゴメリ州のジャブロフカ飛行場にロシア製地対空ミサイル「S300」「S400」が計9基配備されていると明らかにした。7日に撮影された衛星写真を分析し、判明したという。同飛行場にはこのほか、レーダーなども配備されているという。 ベラルーシは昨年12月末、ウクライナが発射した迎撃ミサイルが自国領に着弾したと主張し、ウクライナを非難している。ウクライナは国境を接するベラルーシが何らかの「口実」を作り、侵攻してくる事態を警戒している。
【ロンドン篠田航一】
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