”百円ショップ”同様に、
「世界レヴェルとの比較」で、
”あまりにも安い・低価格” のものは、
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「もう、日本人の年収を、考察しますと、
自慢できるものではなくなりました!」
例えば、記事のようなもの・品種でも、
”200円” でも、上等なくらいで、
“100円” で、経営者や、労働者が、
どれほど、”メリットがあるのか?”
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だれも、上へは、向上しない世の中・社会・構造・仕組み、
は、
指向・目指すゴール、
へは、
向かってはいけません。
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相当減ったとはいえ、、
未だに、
贈り物や、ほしいものののリストに、
フランスなどの高級ブランド品が、
イメージに浮かびますが、
あんな財布一つに、8万円や、15万円を使うくらいなら、
3万円の、高級なカニを、家族5人で、食べたほうが、よっぽどましですしーーーー
あるいは、大型TVと、オーディをセットで、15万円、で
購入したほうが、マシです
あるいは、京都の、高級ホテルや旅館に、2人で、15万円、使った方が、
よっぽどましです。
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西欧のバカ高い、高級ブランドに、あこがれるのは、
もうやめましょう。
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ローソンストア100の「100円おせち」 軒並み値上げの中、100円に維持できた物流改革
ローソンストア100は12月25日、全国の店舗で45種類の「100円おせち」を販売する
ローソンストア100は12月25日、毎年恒例の「100円おせち」を発売する。先行して12月10日には、店頭で受け取る人向けにローソンアプリで予約を受け付けた(15点セットのみ、1800円)。
12月15日からは近くにローソンストア100の店舗がないなどの理由から、自宅配送を希望する人向けにネットショップ「STORES」でも予約受付を開始している(こちらも15点セットのみ、3200円)。
お一人様、新型コロナで売り上げ増
おせち料理にはもともと、正月は多くの店が休んでいて食材を買えなくなることからできた保存食という意味合いがある。一家が一堂に会して食事をすることから、不足しないようにたくさん作るというのが元々のコンセプトなのだ。 しかし、社会構造が変化して核家族化が進んでいる。お一人様需要が高くなるなどライフスタイルも多様化した。ローソンストア100はそこに商機を見いだし、2012年に「100円おせち」の販売を始めた。 厚生労働省が発表した「2019年国民生活基礎調査の概況」によると、総世帯数5178万5000世帯のうち単独世帯は全世帯の28.8%にあたる1471万8000世帯となっていて、社会構造が明らかに変化している。 1人暮らしの人が多品種のおせち料理を作るのはハードルが高い。そこで、好きなものを必要な分だけ買えることが反響を呼び、21年は過去最高の300万食(40種類)を販売。累計1200万食に達した。 ローソンストア100の商品本部の近藤正巳副本部長によれば、今年度も前年度と同じ300万食の販売を見込んでいるという。 「今回は、外出をする人が前年より増えると思います。その一方で、おせちはみんなで集まって食べるものですし、若い人に楽しんでもらいたい狙いがあります。盛り付け方の提案やリメイクおせちは、おせち料理を楽しんでもらいたいという1つのメッセージでもあるのです」 外出する人が増えたとしても、若い人の需要を喚起することによって300万食を維持できる考えだ
新作8種類を加えた計45種類を販売
今回は「豚の旨煮」など3種類の販売は停止する。新たに「酢だこ」「小肌の酢漬」「里いも煮」「しいたけ煮」「伊達焼」「白海老だし巻きたまご」「市松ようかん」「白梅ようかん」の8種類を開発した。過去最高の45種類のラインアップとしている。 近藤副本部長によれば、前年は高級路線が求められていたものの、このところのインフレによって風向きが変わったという。 「いろいろな商品の値上げによって顧客の財布事情が厳しくなっています。100円おせちは大勢の人に喜ばれることをポイントとしています。今回は、煮物といった一般的に喜ばれる料理と、家でお酒を飲む方もいらっしゃるので海産物のおつまみなどを提案することにしました」 高級路線から親しまれやすいメニューに方向性を変えたのだ。
物流システムを改革
ローソンストア100では、価格を100円にする要素について、以下の5つの要素があることをこれまで明らかにしてきた。 1=「オフシーズンの工場を活用」する。稼働率の向上は製造業にとっての基本だが、それを忠実に実行した。 2=「サイズ不選別」とする。選別する手間ひまをかけない。 3=「早期の数量を確約」する。これにより取引先は原材料の安い時期に計画的に仕入れをすることが可能で、また早く売り上げが確定できるため、ウィンウィンの関係となる。ここ数年叫ばれている原材料費の高騰も乗り切ることができた。 4=「工場の計画的稼働・効率化」を図る。 5=「大量発注・大量生産」をし、規模のメリットを最大限に生かす。 ただ、オミクロン株が主流となり社会活動が元通りに近づいてきている。また、需給ギャップによる原油高、ロシアのウクライナ侵攻という複数の要因が絡み、全世界的にインフレ基調となった。 それでも100円を維持できた理由について近藤副本部長は、「物流システムの改革と原材料・資材を早期に確保したことが要因」と話す。 これまでは、各メーカーが商品を作り、それぞれが配送センターまでトラックで運んでいた。 「今回からは、当社が契約した配送会社またはメーカーに委託して配送トラックを配送する形にしました。例えば、トラックは各店に通常の商品配送を終えると、車中は空になります。その空トラックが各メーカーの工場に回って商品をピックアップし配送センターに戻るという『引き取り型の物流』に変えたのです」
原材料と資材を早期確保
空になったトラックを活用するという発想の転換によってコスト削減を実現したのだ。「1品当たりの単価を下げるのは大変なのですが、物流費は削減した分だけ浮くので一番コスト削減に貢献しやすいのです」。 包材もかなり値上がりしている。 「今は値上がり前より20%ほど価格が上昇しています。当社は計画発注なので、早い段階で『300万個を販売します』と、包材の製造工場に発注をかけたことによってラインを確保できました。それで昨年と同じ価格で済みました」 海外からの輸送では、国内の物流と似たような形で、これまでは海外メーカーがそれぞれのコンテナに積み込み、それを船で運んでいた。今年はローソンストア100側がレンタルしたコンテナに全てを集め、それを船で運ぶことによって輸送費のコストを抑えたという。 円安は海外からの調達においてマイナスだ。だが近藤副本部長は「円安になる前に、原材料を確保することができました」と胸を張る。近藤副本部長がいる商品本部は、原材料の調達も扱う部署でもあり、常に相場をチェックしているという。今回は読みが当たった形だ。 このように話を聞くと、3番目の「早期の数量確約」が価格維持に大きな影響を与えたように思われる。これは「ローソンストア100の『100円おせち』 高級食材『味付けあわび』も100円に抑えられる驚愕の理由」に書いたように、今回の場合は21年秋に準備をし、22年に販売計画を確定させ、23年に売るという計画が功を奏した形なのだろう。 1商品あたりのマージン(利益率)は、コスト削減効果と、45種類のうち10品ほど容量も少し減らした結果、前年とほぼ同じだと話す。 すっかり定着したのがECでの販売だ。昨年は、用意した120セットが発売後わずか5分で完売したため、今年はアプリ予約とEC販売合わせて8000セットと大幅に量を増やした。前年に使っていたUber Eatsはユーザーとの親和性があまりなかったことから今年は採用していないという。 その代わりに、ローソンアプリを活用する。予約をすれば近くのローソンストア100の店頭で受け取れるようにした。また、ローソンストア100は、関東、近畿、中部でしか展開していないため、それ以外の地区に住む人は購入できなかった。そこでネットショップのSTORESを利用すると自宅に配送できるようにした
SDGsを意識した「リメイクおせち」
今年も料理研究家の小林睦美さんと協力し、盛り付け方の指南や、余ったおせち料理を再利用する「リメイクおせち」を提案している。「おせちパエリア」「たこ焼き器でおせちピザ」「おせちトースト」「栗きんとんチーズクリームのカヌレ」の4品目打ち出した。 いずれも100円おせちとローソンストア100で売られている食材で作れるようにしている。この考え方は世界のSDGsの動きが強化されていることにピタリとはまる。 例えば、おせちトーストは同ストアで販売されている食パンを活用するのでローソンストア100の売り上げにもつながり、かつ食品ロスも減らせる一石二鳥のアイデアなのだ。
24年は100円を維持できるか不透明
今回は値上げを回避できたものの、現在も原材料価格、原油価格は上昇している。24年は100円を維持できるかどうかは不透明だろう。 世論が値上げを容認しつつあるのも事実で、110円にしても受け入れられる可能性もある。ただ、「100円おせち」というのが1つのステータスであり、値上げは100円という基本コンセプトの崩壊を意味する。 「24年は100円を維持できるかどうか、現時点では確約はできないほど厳しいです。ただ、できるだけ諦めずに維持したいとは思っています」(近藤副本部長) もしかすると今年で「100円おせち」が消えるかもしれない。 (ジャーナリスト武田信晃)
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