サッカーW杯】 アルゼンチンが準決勝進出、オランダはPKで敗れる
【2022年サッカーW杯】 アルゼンチンが準決勝進出、オランダはPKで敗れる
ワールドカップ(W杯)カタール大会は9日夜(日本時間10日未明)、アルゼンチン対オランダの準々決勝があり、ペナルティーキック(PK)戦の末にアルゼンチンが準決勝進出を決めた。 アルゼンチンは前半35分、FWリオネル・メッシのスルーパスを、ゴール前に駆け上がったDFナウエル・モリナが蹴り込み先制ゴールを決めた。 後半28分には、DFマルコス・アクーニャが倒されて獲得したペナルティーキックをメッシが冷静に決めて2点差とし、これでベスト4入りは決まったかのように思えた。 しかし、対するオランダは後半38分、途中出場のFWヴォウト・ヴェグホルストがヘディングシュートを決め1点を返した。さらに後半のアディショナルタイムにゴール前のフリーキックを得ると、MFトゥーン・コープマイネルスは意表を突いてグラウンダーのパスを選択。これをヴェグホルストがゴールへと流し込み、2-2の同点に追いついた。 延長戦ではアルゼンチンがオランダに攻撃を仕掛けるものの得点につながらず、この日2度目のPK戦へ突入した。 先行のオランダ1人目のDFフィルジル・ファン・ダイク、2人目のFWステフェン・ベルハイスのシュートはアルゼンチンのGKエミリアーノ・マルティネスに止められた。その後の3人はゴールを決めた。 一方のアルゼンチンは、1人目のメッシがゴールを決めると、2人目のMFレアンドロ・パレデス、3人目のDFゴンサロ・モンティエルも成功。4本目は枠外に外れたが、5人目のFDラウタロ・マルティネスが決め、PKスコア4-3でアルゼンチンが勝利した。 アルゼンチンは13日(日本時間14日未明)の準決勝で、クロアチアと対戦する。 グループCの開幕戦では、アルゼンチンがサウジアラビアに1-2で敗れ、今大会最大の衝撃が走った。しかし、そのアルゼンチンは今では、決勝進出まであと1勝にまで迫っている。
(英語記事 Messi's World Cup dream lives on with Argentina win)
(c) BBC News
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