陸上】世界陸連アスリートオブザイヤーはデュプランティスとマクローリンが受賞!ともにオレゴン世界陸上で驚異的世界新

月刊陸上競技

アスリートオブザイヤーに輝いたデュプランティス(左)とマクローリン

 

 

 

 

 

世界陸連の年間表彰式「ワールド・アスレティックス・アワード2022」が12月5日(現地時間)に行われ、年間最優秀選手に贈られる

 

「アスリート・オブ・ザ・イヤー」は、

 

 

男子は棒高跳のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)、

 

 

女子は400mハードルのシドニー・マクローリン(米国)

 

が選ばれた。

 

 

ともに、4年前には新人賞にあたる「ライジンング・スター・アワード」を受賞しており、今度はそろって世界のMVPに輝いた。 

 

 

 

 

ライジングスター賞はナイトンとヴィラゴシュ! 

 

 

 

 

デュプランティスは今年2月の室内で自身の記録を1㎝更新する6m19の世界新を打ち立てると、3月の世界室内選手権では史上初めて6m20の大台に成功した。 さらに、7月のオレゴン世界選手権では6m21をクリア。昨年の東京五輪に続く金メダルに輝くなど、ダイヤモンドリーグを含むシーズンを通して圧倒的な存在感を示した。 「今季は室内・屋外の世界選手権、欧州選手権、ダイヤモンドリーグで優勝という目標があったし、世界記録を何回か破りたいと思っていました。それをすべて達成できたので、言うことはありません。両方の世界選手権で世界新を出したことは、ボーナスみたいなものです」 23歳にして世界の頂点を極めたデュプランティスは、こう喜びのコメントを残した。 

 

 

 

マクローリンは6月の全米選手権で自身の世界記録を0.05秒更新する51秒46をマーク。そして、地元世界選手権では世界で初めて50秒台に突入する50秒68という驚異的な記録を打ち立てた。最終種目の4×400mリレーでもアンカーとして47秒台のラップを刻み、初の地元開催の大会を締めくくるVフィニッシュを果たした。 マクローリンは「今年の私の目標はすべて達成されました。これ以上のことはありませんでした。ホームの観衆の前でそのパフォーマンスを生み出すことができたことにとても感謝しています」と語った。 同賞は10月に男女各10名のノミネートが発表。その後、男女各5名に絞られ、SNSなどのファン投票を含めて選考された。

月陸編集部

 

 

 

【陸上】世界陸連アスリートオブザイヤーはデュプランティスとマクローリンが受賞!ともにオレゴン世界陸上で驚異的世界新(月刊陸上競技) - Yahoo!ニュース