フィンランド生まれの「ホンカ」が実現する、日本文化を取り入れたログホーム

サウナのある広々としたスパエリアは必見!

1958年にフィンランドで創業して以来、世界各国で85,000棟以上のログホームを完成させてきた「ホンカ」が、この夏に開催された住宅フェアで、北欧と日本の文化を融合したログホーム“ハイク”を発表した。

 

2022年夏に開催された住宅フェアに登場した“ハイク”の外観。庭のデザインは、ランドスケープアーキテクトで一級建築士でもあるフィンランド在住の橋本朝子が手がけた。

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フィンランドで毎夏開催される住宅フェアは、サステナブルなイベント。フェアに登場する家々は、実際に人が住むことを前提に建てられ、会期後には公園や道路など生活に必要なインフラが整えられ、会場自体がひとつの街となる。

そんな住宅フェアが今年開催されたのは、避暑地としても知られるナーンタリ。「ホンカ」は、ここで新モデル“ハイク”を披露した。岩の多い地形を生かし、日本庭園を取り入れたログホームは来場客の関心を呼び、大きな話題となった。

 

温泉を訪れたような雰囲気を味わえる、サウナ付きの広々としたスパエリア。

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“ハイク”の設計を担当したのは、木造建築を得意とするマルコ・シムシオ。屋内外の境界線を曖昧にする日本の伝統建築に影響を受けたというシムシオは、大きな窓やガラスの引き戸などを使い、これを形にした。

 

室内にいながら森の中にいるような気分を味わえる一方で、天然木であるログを使用しているため、気密性が高く、調湿効果にも優れているのも嬉しい。

 

ホンカ・ジャパンは、フィンランドでも注目を集めた“ハイク”を日本の建築基準に合わせて調整。サウナのあるスパエリアや大きな窓のリビング、縁側のようなテラス、外気浴もできるアトリウムなどを備えたログホームを、日本で実現する。

 

「ホンカ」による新モデルのログホーム“ハイク“が、日本の建築基準に合わせた仕様で登場。

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余裕のある収納やパントリー、玄関の洗面台など現代生活に合わせて設計された“ハイク”。レイアウトやサイズは、土地の形状などにあわせてアレンジが可能だ。

サステナブルな建材と周囲の環境を生かした設計によって、室内にいながら自然のぬくもりを肌で感じさせてくれる“ハイク”で、やすらぎのある暮らしを叶えよう。


問い合わせ先/ホンカ・ジャパン

042-548-4169

Text : CHISATO YAMASHITA

 

フィンランド生まれの「ホンカ」が、日本文化を取り入れたログホームを発表 (elle.com)