脱税から「人身売買」組織との関与まで...バイデン大統領が囚われる「息子」の疑惑
<共和党はジョー・バイデン米大統領の息子ハンターの疑惑を取り上げてきたが、下院を奪還したことでこの動きは加速しそうだ>
大統領専用機に乗るバイデンと息子ハンター(8月) JOSHUA ROBERTSーREUTERS
米中間選挙で下院を奪還した共和党が、かねてからの公約どおりバイデン大統領の息子ハンターを含む家族に関する調査を行うと宣言した。ジェームズ・コーマー共和党議員は、ハンターのビジネス上の取引と、バイデンの関与を調べると記者会見で述べた。
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ハンターに関しては、銀行から財務省に報告された複数の「疑わしい取引報告(SAR)」の中に、人身売買組織との関与を示すものもあると、コーマーは指摘。 「財源やクレジットカードや銀行口座を、ハンターとバイデンが共有とまではいかないまでも混同して使っていた証拠が見つかった......口座の中には、違法組織の関与が疑われるものもある」とコーマーは言う。 連邦捜査当局はハンターのマネロンや税法違反、外国政府のためのロビー活動疑惑を調べている。大統領法律顧問の報道官イアン・サムズは本誌に、「議会共和党が政治的報復に時間と労力を浪費することなく、重要課題に共に取り組むことを望む」と語った。
ゾーエ・ストロズースキ
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