私も、7回以上、この話題については、
取り上げておりますが、
アメリカの闇であり、
アメリカの差別であり、
アメリカの保守/伝統/誇りを守る
であり、
難しい問題です。
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この人の、記事は、
このハーヴァード(などの有名大学など)の問題と、
LGBTQ
を、
「多様性」と、
一緒にテーマとして、記事にしておりますが、
ハーヴァードなどのこれらの問題と、
LGBTQなどは、
まだ、それぞれ、別個に、ひとつづつ、問題が違いますので
考察したほうが、より、正しい方向に進みます。
Colorado Springs LGBTQ nightclub shooting suspect arrested
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もう一つは、下にあげました、
この、山中という人の意見の趣旨には、
同意します。
「多様な専門分野の外国人が参画しないと
創造性が生まれず、
イノベーションが起きにくい。」
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まさに、その通りで、
日本のように、95%くらいが、日本民族だけでは、
どんな分野であろうと、
(最近では、日本人が絶対に、かつては、だめだろうと思われております、
一例のスポーツが、バスケットですが、----スポーツも、重要です)
世界で勝利するには、難しいですし、
何しろ、
”創造”(テクノロジー、医学、薬学、技術、文化、すべてETC)
ということに関しては、
文化・民族が混ざらないと、より良い国際性のあるものは、
(あるいは、世界で認められるもの、世界中で、人気になるものなど)
生まれません。
もう一つ、重要なのは、
アメリカを見れば一目瞭然ですが、
移民は、「超・超・ハングリーです」
自分の家を持ちたがります、
かっこいい車を買いたがります
もちろん日本人にも、
自分の家を持ちたい、男の夢だ、
かっこいい、車を買いたい、持ちたい
もありますが、
不景気でも、
インフレや景気の良しあしに左右されずに、
に関係なく、
”その願望”が、
強いのが、移民さん達です。
経済を回らせます。
日本には、比重的に、それがほとんどありません。
アメリカは、中間層、保守的な層が、
インフレや、景気に左右されるのは当然なのですが、
常に、来て数年の移民から、
移民でも、、30年以上の
人や家族や、カップルなどは、
相当、一生、ハングリーで、
どんどん、経済を、動かしますが、
そういう層が、
リーガル、
イリーガル(不法移民----短期も、長期も、一生いる人も)を含め、
5~6千万人も、常にいるから、です。
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もう一つは、党、というより、
「トランプさん個人の威光」は、完全に、薄らいでおります。
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成績だけならハーバード大の過半数はアジア系、米国で見直される人種優遇策
(山中 俊之:著述家/芸術文化観光専門職大学教授)
トランプ劇場の第二幕が始まってしまった。
【写真】ハーバード大を卒業して歓喜する学生。人種による優遇策には批判もある
11月15日、トランプ氏はフロリダの豪華な邸宅「マー・ア・ラゴ」で、星条旗で飾られた壁を背景に2024年の大統領選挙への出馬を表明した。
米国の中間選挙では、下院では共和党が過半数を奪還したが、
上院では民主党が多数派を維持した。
特に、インフレが進行して人々の生活が脅かされている中での選挙であることを考えれば、バイデン政権は国民の支持をなんとかつなぎとめたと言えるのではないだろうか。 にもかかわらず、トランプ氏は大統領選挙に出馬表明した。
共和党内からは、中間選挙におけるトランプ氏の責任論が聞こえている。今後、フロリダ州のデサンティス知事など共和党の他の可能性のある候補者の動向に目が離せない状況だ。 向かい風を受けながらも強いリーダーを演出するトランプ氏。機密文書の持ち出し疑惑等がある同氏にとって、司法からの捜査から目をそらさせるためにも、大統領選挙への出馬表明をせざるをえなかったという方が正確かもしれない。 いずれにしてもトランプ劇場の第二幕の緞帳が上がってしまった。 トランプ氏は、民主党への政治的な攻撃だけでなく、人種差別を助長しかねない発言を何度も繰り返してきた。
例えば、メキシコから国境を越える人々に対して、「犯罪者、レイピスト」と発言している。 また、ハイチやエルサルバドル、アフリカの国々を「肥だめ」や「屋外の便所」といった「不潔な場所」を意味する「shithole」と呼び、米国はノルウェーのような国からの移民をもっと受け入れるべきだと発言した。 大統領就任前の経営者としては、黒人従業員を差別してきたとも言われる。 現在は、ソーシャルメディアで人種差別的発言をしただけで解雇されうる時代だ。にもかかわらず、大統領がこのような発言をしてきているのだ。 国家元首にして人種差別的発言の百貨店と呼ぶにふさわしい
■ 優秀すぎるアジア系にどう対処するかが新たな問題
もっとも、トランプ氏の発言を基に、米国は白人vs有色人種によって分断されていると理解することは早計である。人種問題は、学力や経済格差と必ずしもリンクせず、複雑性を増しているからだ。
有色人種といっても、黒人、中南米出身のラティーノ、アジア系と多岐にわたる。
アジア系は優秀と言われ、学業などでは白人の成績を上回ることが多い。
優秀なのに、多様性確保の観点から、黒人やラティーノに大学入学の優先枠が与えられるために、トップ校への入学が制限されることにかねてから不満が強かった。
Students for Fair Admissionsという団体の調査では、
もし学業のみで合格を決めるのであれば、
ハーバード大学の入学者の51%がアジア系になるが、
実際には24%しかアジア系が入学していない
(『Economist』2022年11月5日号)。
その理由は、黒人やラティーノへの優遇策であるという。
実際にアジア系学生の抗議デモは断続的に起きている。
単に学業だけを考慮すれば、
ハーバード大学の過半数の入学者がアジア系になるというのは驚きである。
人口が少ないアジア系が米国の最高峰の大学で、
白人をはるかに超える入学者を出すということになるのであるから、
「そこまで優秀なアジア系が生まれているのだ」ということになる。
米国のビジネスや政治の世界では、
そこまでのアジア系の活躍は見られない。
しかし、学業においては、受験勉強に熱心である中国や韓国のアジア系の半ば独壇場なのだ。
10月31日に、連邦最高裁で人種を考慮した優遇策について5時間にわたり審理された。
来春にはこれまで連邦最高裁が容認してきた特定人種優遇策が見直される可能性が高まっている。
■ 液状化し始めた人種という概念
私は、この方向性は、複雑化した人種問題への対応として、
一定程度の妥当性があるのではないかと考える。
第一に、人種という概念やその境界が曖昧になっているからだ。
これは、通婚を通じた中間的な混血の人が多数存在する。
また、ラティーノの中には血統的にも、生活習慣的にも、ヨーロッパ系の白人の人もいる。
黒人のように見えても、白人の血が混じっている人も多い。
そもそも初の黒人大統領として歴史に名を刻んだオバマ元大統領の母親は白人だ。
第二に、黒人でも裕福な人がいる一方で、
貧しい白人も多数存在するためだ。
会社をいくつも所有する富裕なナイジェリア人の子弟が、
貧しい白人のタクシー運転手の子弟よりも優遇を受けることが公平とは言えないだろう。
確かに、平均すれば、黒人の方が所得は低く、その点に配慮は必要であろう。
黒人をターゲットにした奨学金などは今後とも必要だと思う。
しかし同時に、人種の違いと所得階層がねじれる場合に対する配慮も必要だ。
第三に、まさに今回の連邦最高裁の審理に関連する理由だが、
優秀な有色人種をかえって排除することがあるからだ。
アジア系学生の多くは、移民2世かせいぜい3世である。
有色人種として不利な立場にありながらも、刻苦勉励して社会的地位を上げていこうとしている人々だ。これらの人々の努力を否定することになる。 人種問題といっても、単に白人vs有色人種ではなく、液状化していることを踏まえるべきなのだ
■ 多様性確保を人材戦略の一丁目一番地に
これら米国の動きを、日本企業は、いかに参考にしていくべきであろうか。
社員の多様性の確保を、人材戦略の一丁目一番地として今後とも推進していくこと
で世界から優秀な人材を集めるべきだと思う。
日本ではそもそも人種の多様性を確保するという発想自体が脆弱だ。
しかし、多様な専門分野の外国人が参画しないと創造性が生まれず、イノベーションが起きにくい。
日本企業の場合、LGBTQについての取り組みが遅れていることが多い。
同性婚を社内的に配偶者として認めるなどの取り組みを進めないと世界から優秀な人材を集めることはできないと肝に銘じるべきである。
社会の分断で揺れる米国は、多様性確保の先進国でもある。
分断にばかりに目を向けずに、多様性のモデルとして参考にすべきである。
山中 俊之
成績だけならハーバード大の過半数はアジア系、米国で見直される人種優遇策(JBpress) - Yahoo!ニュース