ロシア軍が「竜の歯」設置か マリウポリ周辺に防御用障害物、英分析

 

 

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 英国防省は8日、ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリ周辺で、ロシア軍が「竜の歯」と呼ばれる防御用障害物の設置を始めたとみられると発表した。

 

 

 

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「竜の歯」はピラミッド型でコンクリートなどで造られ、地上に設置して装甲車両などの移動を妨害するために使われる。ロシアの支配下にあるマリウポリから北西方向の2カ所に設置されているとみられ、同省は、ロシアが一方的に併合を宣言した中南部ザポリージャ州や南部ヘルソン州の防衛強化のためと分析している。  ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏は10月、ウクライナ東部ルハンスク州に防衛線「ワグネルライン」を建設すると発表している。ロシア側はウクライナ軍の前線突破を防ぐため、周到な準備をしているとみられる。

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