米CDC所長もファイザーのコロナ抗ウイルス薬投与後に再陽性
[31日 ロイター]
- 米疾病対策センター(CDC)は31日、
ワレンスキー所長が
新型コロナウイルス感染に伴う
米製薬大手ファイザーの
経口抗ウイルス薬「パクスロビド」
投与でいったん陰性になった後、
再陽性になって自宅で隔離していると発表した。
予定されていた会議にはオンラインで参加するという。
ワレンスキー氏は
約10日前に軽いコロナの症状になり、
パクスロビドの5日間の投与を終了。
隔離期間を経て
陰性が確認されていたが、
30日に再び陽性反応が出たという。
同薬の臨床試験でも5日間の投与終了から数日後に再陽性になる事例が報告されている。
米政権ではバイデン大統領や米国立アレルギー感染研究所のファウチ所長も、
感染で同薬を投与した後に同様の再発が起きた。
米食品医薬品局(FDA)は9月、ファイザー対し、最初の5日間の投与後に再発した人に、再び同薬を一定期間投与する臨床試験をするよう依頼している