バイデン氏「ひどい。飢餓を悪化させる」ウクライナ産穀物輸出の合意履行停止 ロシア発表
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ロシアはウクライナ側のテロ攻撃があったと主張して、ウクライナ産穀物の輸出に関する合意の履行を停止すると発表しました。 ロシア国防省は29日、一方的に併合したウクライナ南部・クリミアの軍港セバストポリで、ウクライナ側がロシアの黒海艦隊に対し「無人航空機と無人潜水機を使ったテロ攻撃を行った」と発表しました。攻撃でウクライナ産の穀物輸出の安全確保に従事していた艦船が損傷を受けたとして、穀物輸出に関する「合意の履行を停止する」としています。 これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は国際的な枠組みでロシアに圧力をかける必要性を訴えました。 ウクライナ ゼレンスキー大統領 「国連や特にG20などの枠組みで、今こそ強力な国際的対応が必要だ」 アメリカ バイデン大統領 「ひどい。飢餓を悪化させる。彼らの決定には何の根拠もない」 また、アメリカのバイデン大統領はロシアの発表について憤りをあらわにした上で「ロシアはいつもとんでもないことをする時に『西側がそうさせたからだ』と言い訳をする」と批判しました。
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