【GU】アメリカで初店舗をオープンへ 柚木治社長「グローバルブランドにしたい」
カジュアル衣料大手のジーユーがアメリカで初となる店舗をオープンします。今後の世界進出への足場を築く狙いです。 記者「ニューヨークのファッションの中心地ソーホーです。こちらに日本のブランドとしては初めて、GUの店舗がオープンします」 ジーユーは日本とアジアで451店舗を展開していますが、アメリカは初進出となります。 記録的なインフレが続くアメリカにおいてデザインはアメリカ向けにせず、日本と同じものを、同じグループのユニクロより低価格帯で販売します。 ジーユー・柚木治社長「一言で言うとジーユーをグローバルブランドにしたい。インフレというのは不確定要因でもありますし、いずれにせよ財布のひもは堅いと思うんですよね。そういった中で選ばれるブランドになる」 7日にオープンする店舗はおよそ1年間の期間限定で、ファッション感度が高いニューヨーカーの反応を見て、今後の本格進出をめざすということです。 (2022年10月7日放送) #GU #アメリカ #ニューヨーク #日テレ #ニュース ◇日本テレビ報道局のSNS Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24 Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/... TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news Twitter https://twitter.com/news24ntv ◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP https://news.ntv.co.jp
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初上陸のGUにニューヨーカー行列「何しろリーズナブル」…インフレの米で格安店人気
開店前に行列ができた「GU」の店舗(米ニューヨーク市で)=小林泰裕撮影
【ニューヨーク=小林泰裕】
米国で低価格商品を扱うディスカウント店が人気を呼んでいる。急速なインフレ(物価上昇)で、消費者の節約志向が強まっているためだ。減少が続いていた米国の小売店舗数は大幅増加が見込まれる。
ファーストリテイリング傘下の低価格衣料品ブランド「ジーユー(GU)」は今月7日、米国初となる店舗をニューヨーク市にオープンした。午前10時の開店前には、約150人の行列ができた。
マフラーと帽子を買った会社員のジョバンナ・バスケスさん(22)は「品質も良く、何しろリーズナブル。また買いに来たい」と声を弾ませた。店頭で様子を見守っていたGUの柚木治社長は「ファッション性、機能性、価格と三拍子そろった商品へのニーズが高まっていると感じる。今日の人出は期待以上だ」と話した。
日本で100円ショップを展開する「ダイソー」が7月、ニューヨークで新店舗を開いた時も、同じように行列ができた。
調査会社BDOによると、2022年の米国の小売店増減数は8月時点で、前年末に比べて約2500店増えた。コロナ禍やインターネット通販の拡大で、店舗数は減少傾向にあったが、増加に転じる見通しだ。ディスカウント店や格安店に、新規出店は集中しているという。
全米で約1万8000店を展開する大手ディスカウントチェーン「ダラー・ゼネラル」は今年、1000店規模の出店を計画している。
調査会社モーニングコンサルトは8月、消費者の行動変化に関するリポートを公表した。調査によると、インフレによって「割引品を探すようになった」との回答は79%、「送料の支払いを避けるように努めた」が66%に上った。無駄遣いをなくし、商品は自分で見て買いたいと考える消費者が増えたことも、格安店の拡大につながっている。
インフレを抑え込もうとする米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めにより、米国景気は減速するとの懸念が強まっている。BDOは「小売業者の倒産が増えるのに対し、ディスカウント店や格安店は今後も出店を増やすだろう」と指摘している
初上陸のGUにニューヨーカー行列「何しろリーズナブル」…インフレの米で格安店人気(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース