ロシアのウクライナ全土攻撃、かかった費用は1千億円? 米誌が試算

 

 

朝日新聞デジタル

ロシア軍による攻撃で、大きな穴が開いたタラス・シェフチェンコ公園。すぐ近くには、子どもたちが遊ぶ遊具があった=2022年10月10日、キーウ、多鹿ちなみ撮影

 

 

 

 

 10日にロシアがウクライナ全土に加えたミサイル攻撃などをめぐり、米経済誌フォーブス(ウクライナ語版)は、

 

攻撃にかかった費用が4億~7億ドル(約582億~1020億円)

 

だったとの試算を報じた。

ウクライナに対する攻撃の激化は、ロシアの財政にとっても負担になりそうだ。

 

 

 

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フォーブスは10日までの情報に基づき、

 

ロシアが巡航ミサイル84発

 

 

ドローン24機を攻撃に使い、

 

このうちミサイル43発とドローン13機が撃墜されたとして計算。

 

撃墜されず着弾したミサイルの大多数が高価で高精度な「Kh101」などのミサイルだったと仮定し、費用を推定した。

 

  たとえば、Kh101ミサイルは1発あたり1300万ドル(約19億円)。

ドローンは、攻撃に使われた24機の総額を数百万ドルと見積もって試算したという。

 

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