今、レバノンで、歴史上・最悪の貧困度な、わけで、
全人口の、40%が、貧困層で、
電気供給も、ほぼ、まともではない状態で、
食料品のみならず、物品全て、ほぼ、闇取引の、「戦後の状態です」
そんな国で、自国通貨は、世界最悪で、紙切れ同然で、
外資系などで働いている、ほんの、数パーセントの人などが、
給料をユーロやドル建てでもらっている人だけが、
暮らしていけているような状態で、
全人口の、10%くらいが、まあまあ、暮らしていけているのみで、
そのうち、1%にも見たいない、
0.1%くらいが、「まあ裕福」という世界最悪に近い状態の国です。
まあ彼にとっては、500人会員になってくれれば、
御の字でしょうし、
そこで、毎日のように、ハングアウトして、
おしゃべりして、
会員の又、ゲスト、そのまたゲストなどから、紹介、までしてもらい、
何か、金もうけ、ビジネスにつながれば、
「一石二鳥」と、思って、開いたのでしょう。
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カルロス・ゴーンが”オーナー”の「超高級会員制クラブ」内部写真
FRIDAYデジタル
この男は、未だに国際社会への復帰を諦めていないようだ。
爆発事故後に閉店していた『モンティ・クラブ』。実質的なオーナーであるゴーンが今年9月に再オープンした© FRIDAYデジタル
レバノンで逃亡生活を続けるカルロス・ゴーン被告(68)が、首都・ベイルートに高級クラブをオープンしたことが明らかになった。
「場所は、ベイルートの中心地に聳え立つ高層ビルの中です。’20年8月に死者218名、負傷者約7000名を出したベイルート港爆発事故現場からわずか3キロほどしか離れていません。クラブの名称は『モンティ・クラブ』。メンバーになった人しか利用できない会員制高級クラブです」(ゴーンの知人)
店は’20年12月に一度オープンしたものの、爆発事故の影響ですぐに閉店。今年9月上旬に再オープンした。クラブの登記上の所有者はレバノンで通信会社を経営する実業家になっているが、実質的なオーナーはゴーンだ。
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「この実業家はゴーンの親しい友人ですが、一番多くのカネを出資してクラブを所有しているのはゴーンです。自分の名前を出さずに陰でビジネスをするのは、ゴーンのよくやる手法です」(ゴーンの別の知人)
〈比類のない雰囲気とサービス、洗練されたメニューを揃えた〉(クラブのホームページより)という店内はゴージャスな内装でまとめられ、高級料理にワインや葉巻を楽しみながら、完全プライベート空間でイベントやビジネスミーティングができるという触れ込みだ。だが、誰でも利用できるわけではなく、クラブの会員になるためには、厳しい事前審査をパスした上で1万ドル(約144万円)という高額な年会費を支払う必要がある。
「経済危機に喘ぎ国民が日々の生活費にも窮するレバノンで、1万ドルをポンと払える人は、政財界のスーパーエリートしかいません。ゴーンはこうした支配層にクラブへの招待状を送り、関係性を深めたいと考えているようです」(同前)
レバノンでは政治腐敗に’20年の爆発事故やウクライナ危機が拍車をかけ、年間インフレ率が200%を超過。物価高騰で国民の7割以上が貧困状態に陥り、満足な食事にもありつけない状態が続く。待遇改善を求める公務員のストが相次ぎ、裁判官や大学教授までも加わる事態になった。8月には自分の預金が引き出せないことに激高した男が行員を人質に取って銀行に籠城する事件も起きている。
こうした中、今年11月には6年の任期を終えたミシェル・アウン大統領の後任を選ぶ議会選挙が行われる。今回の高級クラブ設立の裏には、ゴーンの涸れることのない野望が透けて見える。
「レバノンの支配者層に信徒の多いキリスト教・マロン派の大学を支援すると表明したり、世界的企業のトップを次々と呼んで講演会を開いたり、ゴーンは自分の影響力を示すことに余念がない。今回の高級クラブもその一環です。クラブには大物政治家もやってくる。彼らと強いつながりを築くことで、大統領選後の大臣就任を狙っているのです。レバノンは、大臣が民間から登用されるケースもありますからね」(レバノン政府関係者)
周知のとおり、ゴーンが求めているのは「不逮捕特権」だ。国の中枢である大臣になれば、国外へ出ても逮捕されないと踏んでいるのである。来る11月、ゴーン大臣が誕生する可能性はあるのか。
「国民からの支持はほとんどありません。日産のトップだったときは約8割が誇りに思っていたが、今では約7割から嫌悪感を持たれている。また、レバノンの大統領選はかつての委任統治国であるフランスの影響が大きい。マクロン大統領はゴーンを嫌っており、フランス検察から国際手配もされている。大臣就任はまずありえないと思いますが……」(同前)
ゴーンはレバノンの銀行の大株主であるほか、ホテル、ワイナリーなど多くの企業を経営しており、現在も約70億円の資産があるとされる。カネの力で「ありえないこと」をやってのけるのは、ゴーンの得意技だ。野望実現に向け、まだまだ手を打ってきそうだ。
年会費1万ドルは経済危機に陥っているレバノンにおいては超高額で、政財界のスーパーエリートしか入れない© FRIDAYデジタル
豪華な内装の店内。クラブのホームページには、〈比類のない雰囲気とサービス〉などといった宣伝文句が並ぶ© FRIDAYデジタル
クラブでは高級ワインや葉巻、ステーキも楽しめる。この社交場を通じ、ゴーンは政界へのパイプを築くつもりだ© FRIDAYデジタル
『FRIDAY』2022年10月14日号
取材・文:桐島 瞬(ジャーナリスト
カルロス・ゴーンが”オーナー”の「超高級会員制クラブ」内部写真 | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)
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