ウクライナが奪還した東部ハルキウ、ロシアが「報復」攻撃…インフラ施設損傷・停電も

 

 

 

読売新聞オンライン

 

26日、ウクライナ東部ハルキウ州イジュームで、がれきの中からロシア軍の攻撃により亡くなった人々の遺体を捜すボランティアら(ロイター)

 

 

 

 

 【キーウ=上杉洋司】

 

ロイター通信によると、ロシア軍は27日、ウクライナ軍に奪還された東部ハルキウ州を攻撃した。州都ハルキウの市長は同日、計4回の攻撃でインフラ施設が損傷し、市内の一部で停電が起きているとSNSで明らかにした。

 

 

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 ウクライナ当局は、ウクライナ軍の反転攻勢で支配地域からの撤退を余儀なくされた露軍による報復との見方を示している。地元メディアによると、南部オデーサ州でも同日、露軍によるミサイル攻撃があり、ウクライナ軍が2発を迎撃した。

 ロシア通信は同日、親露派の話として、露軍が占領している東部ルハンスク州で、ロシアへの併合を問う「住民投票」が実施された23~27日にウクライナの武装勢力から計17回の砲撃があり、民間人15人が犠牲となったと報じた

 

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