親ロ派の「住民投票」開始 ウクライナ東・南部併合か
22日、ウクライナ東部ルガンスク州で、ロシア編入に向けた住民投票の冊子を配布するボランティアの女性(EPA時事)
ウクライナ東部ドンバス地方と
南部ヘルソン、
ザポロジエ両州
のロシア支配地域で23日、ロシア編入に向けた「住民投票」が開始された。
タス通信が伝えた。
現地の親ロシア派は先進7カ国(G7)など国際社会の批判を無視し、
27日まで実施する。
27、28両日中に暫定結果を公表する見通し。
「結果の支持」を表明しており、2014年のクリミア半島に続き、併合に踏み切る可能性が高まっている。
これらの地域は2月から続くロシアによる侵攻で戦場と化し、
国内外に逃れた住民も多い。
ロシア本土への避難と称した「強制連行」の疑いも指摘されている。
ロシア軍は残された住民の声を封殺しており、
結果が「民意」を反映するとは言い難いのが実情だ
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