ドイツ・ウクライナに追加軍事支援
ドイツのランブレヒト国防相(写真)は15日、
ウクライナに装甲車やロケット発射システムなど
追加の軍事支援を行う考えを明らかにした
=8日撮影(EPA時事)
ウクライナに追加軍事支援
独、ウクライナに兵器追加供与 要求の戦車は含まず
「レオパルト」戦車(2022年5月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】
ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)国防相は15日、ウクライナに多連装ロケットシステム「マース2(MARS II)」2基とロケット弾200発、装甲車「ディンゴ(Dingo)」50台を追加供与するが、ウクライナが求めている戦車は供与しないと明らかにした。 【特集】写真で振り返るウクライナ侵攻(9月5~11日) さらに、旧ソ連製の歩兵戦闘車「BMP1」複数台が「近日中に」ギリシャからウクライナに送られるとした。その穴埋めとして、ドイツからギリシャに独製の歩兵戦闘車「マルダー(Marder)」を供与するという。 ウクライナはドイツに対し、「マルダー」と「レオパルト(Leopard)」戦車の供与を繰り返し要請してきたが、どちらも今回の兵器供与リストには含まれていない。 ドイツ政府は「単独」では兵器供与を行わない方針を示しており、ランブレヒト氏は今回、他の同盟国も西側製戦車をウクライナに供与していないと指摘した。 一方、ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は「これらの兵器を供与できない合理的な根拠は一つもない」として、戦車供与に消極的なドイツを批判した。
【翻訳編集】 AFPBB News
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