この記事の対象年齢の、約18~23歳くらいの大学生、

 

あなた達も、50年たつ

(神様とか、絶対とか、完璧には、永遠に近づくこともできませんが、

人類として、人間として、

----あなたたちの年頃は、”(悟りとか理解として) 100”でいうところの、

「3~5の段階です」)

 

 

と、相当、わかると思いますが、

 

この年頃、

 

と、言いますと、

 

自分の親より、「ある部分(あるいは、大部分で)は」

 

世界を、世間を、社会を、---知っている、  わかっている、

 

自分の親より、自分は成長している(と自負)と思うので、

自分の考えが、”まあ、正しい?”だろう、と思っている年齢

 

親が思う以上に、自分は、知っているし、成長しているし、親が知りえなかった、

”新しい世界/社会/みらい”を

自分は、体験していくんだ!---と、言うような、気概。

 

「フラジャイル」

 

「繊細」

 

「デリケイト」

 

「将来に、”わくわく”」

 

「危険な年ごろです。」

 

統一教会は、(ずる)頭が良い

 

 

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就活にサークル…学生に忍び寄るカルト その勧誘の手口とは

毎日新聞

大阪大がカルト団体による「偽装勧誘」の手口について注意喚起している動画の一場面=ユーチューブから

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治の関わりが問題になる中、カルト団体による勧誘の実態が注目されている。専門家によると相手の不安につけ込むのが常とう手段だが、標的になりやすいのが親元を離れて暮らし始める人も多い大学生だ。就職活動、投資、社会貢献、国際交流……。さまざまな誘い文句で忍び寄る、その手口とは。

 

 

 

  【偽装勧誘の手口を注意喚起している動画の一場面】  

 

 

 

ある日のキャンパス。1人で歩く男子学生に、男性が声をかけた。「友達と待ち合わせをしている。5限って何時に終わりますか?」。雑談から互いに就職活動をしていると分かると、男性の「先輩」が通りかかり、言った。「就活イベントに参加してみない?」。男子学生は「参考になるかも」と考え、連絡先を伝えた――。  ◇大阪大 動画で手口紹介  これは大阪大が作成した、カルト団体の「偽装勧誘」の手口を紹介する動画の一場面だ。男性らは学生を待ち伏せし、雑談を通じて個人情報を聞き出していた。実際にあった学生の体験談から大学が再構成した。  大阪大は2006年から新入生全員に履修を義務づけている「大学生活環境論」の講義で、カルトの特徴、被害事例、勧誘の手口、注意点などを紹介している。担当する太刀掛(たちかけ)俊之教授(危機管理・応用心理学)によると学生からの相談は年間平均数件だが、ある年は講義後に20人ほどが教授の元を訪れ、「講義で聞いた話と似ている」などと体験を語ってくれたという。  ある学生は他大学のイベントに行き、そこで知り合った社会人にサッカーの練習に誘われた。会場は有名企業のグラウンド。「就職に有利かも」と期待し交流が始まったが、付き合いが深まるにつれ、教義の話が持ち出された。イベントもサッカーも、カルト団体による勧誘の一環だった。  ◇課外活動団体を隠れみのに活動  大阪大がカルト対策を始めたのは00年代。カルト団体が学内に入り込んでいるとの情報を、学生生活担当教員が得たことがきっかけだ。当時、中心的に関わった大和谷(やまとだに)厚・大阪大名誉教授によると、03年ごろ、学生の両親から旧統一教会が学内で活動しているという情報が入った。調べると、複数の団体が大学公認の課外活動団体を隠れみのにして活動していた。被害に遭った学生の両親や脱会した学生、支援している弁護士や牧師らにも会って情報を集めた。実態が明らかになるにつれ、入学当初からの対策が重要と判断し、06年から「大学生活環境論」を必修とした。  近年はSNS(ネット交流サービス)を使うなど、勧誘実態が見えにくくなっている。大和谷名誉教授は「手口は変わっても、勧誘の基本は学生の悩みや不安をうまくあおり、『心の傷』を作ってそれを誇張し、その上で解決策があるように見せることだ。真面目な学生ほど引っかかる」と話す。  ◇学生を守った経験投稿  一方、大阪大の藤田一郎名誉教授(神経科学)は22年7月、カルト団体による偽装勧誘から学生を守った経験をフェイスブックに投稿。反響を呼んでいる。  藤田名誉教授は受け持ちの生物学の授業でカルト団体による偽装勧誘の事例を紹介。06年ごろ、授業を終えて研究室に戻ると、学生から「参加しているサークルの活動が、先生が言及した活動そのものだ」と相談があった。学生を研究室に呼び、学生相談室担当の教員にも相談。学生の携帯電話の電源を切り、決して1人にしないこと、相談室に同伴することを取り決め、無事相談室の教員に引き渡した。学生は翌週から聖書の勉強会と称した合宿に参加する予定だったという。藤田名誉教授は「ぎりぎりのタイミングだった」と振り返る。その後、学生は電話番号と住まいを変え、団体からの接触は途絶えた。藤田名誉教授は「人生を破壊しかねないカルト団体に怒りを覚える」と話す。  他の大学ではどうしているのか。神戸大では10年ほど前から、新入生向けのオリエンテーションでカルト団体について注意喚起。学内で勧誘活動が確認された場合は学生向けのポータルサイトで注意を呼び掛けている。京都大でも同様に、入学時に注意を呼び掛けているという。  日本脱カルト協会の代表理事を務める立正大の西田公昭教授(社会心理学)によると、カルトの特徴は、①メンバーの私生活を奪う②集団活動に埋没させる③メンバー・外部からの批判を封じる④組織やリーダーへの絶対服従を強いる――といった点だ。  大阪大の太刀掛教授は「大学は多様な視点と利害の調整の必要性をさまざまな立場の人から時間をかけて学ぶ場。世の中を善悪の二元論で捉えたり、非科学的な思考や信仰で悩みが解決するなどと主張したりするカルトとは対極にある」と話し、大学での対策の必要性を指摘する。  一方で、カルト団体に属する人は排除すべきだとの考えにも警鐘を鳴らす。大学にはさまざまな背景の学生がいて、親の影響で幼少期から信仰する「宗教2世」も含まれる。太刀掛教授は「排除ではなく、きっちりとした相談・支援体制を整えるのが大学の役割。悩みを持つ宗教2世の学生に対する支援も考えていきたい」と語る。【菅沼舞

 

 

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