女性に気付かれずに注射、クラブで「ニードルスパイキング」相次ぐ スペイン

AFP=時事

スペイン・バルセロナのイベントで踊る人々(2019年7月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

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スペイン各地のナイトクラブで人混みの中、女性が薬物を仕込んだとみられる注射器を刺される「ニードルスパイキング」事件が相次ぎ、警察が捜査している。

 

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薬物を使った性暴力の新たな手口ではないかと懸念されている。だが、これまでのところ薬物その他の有害物質の痕跡は検出されておらず、関連する性暴力の被害も報告されていない。  こうした事件はここ数週間で、観光地のリョレートデマル(Lloret de Mar)やバルセロナを中心にカタルーニャ(Catalonia)地方で23件、バスク(Basque)地方で12件通報されている。  被害者は若い女性が多く、証言は似通っている。バスク警察によると、被害者はクラブで盛り上がっているさなかに腕や脚に針を刺されたような痛みを感じた後、めまいや眠気を催すという。  警察は、思い当たる節がある人はできるだけ早く保健所へ行き、通報するよう呼び掛けている。  同様の事件は英国で昨年、フランスでも今年になってから相次いで報告されている。スペインでは7月上旬、パンプロナ(Pamplona)の牛追い祭りの際に最初の報告があった。

 

【翻訳編集】 AFPBB News

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