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クール・ビズ
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第1次小泉第2次改造内閣にて、環境大臣に就任した自由民主党の小池百合子が、2005年(平成17年)に内閣総理大臣小泉純一郎から「夏場の軽装による冷房節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。それ以降、環境省主導のもと、ネクタイや上着を着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季に摂氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけた。
「クール・ビズ」(COOL BIZ)という表現は、2005年(平成17年)4月に行われた環境省の一般公募によって選ばれたものである[1]。「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(英語: COOL)と、仕事や職業の意味を表すビジネス(英語: business)の短縮形であるビズ(BIZ)を掛け合わせたもので、2005年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選定された[2]。
2005年の段階では衣料メーカーや百貨店は、かつての「カジュアル・フライデー」につづく紳士服の商機ととらえ、開襟シャツなど、ネクタイを装着していなくともだらしなく見えないデザインのシャツや、沖縄で夏のシャツとして普及しつつあるかりゆしウエアの販売を展開した。当初は定着するかどうかは未知数とされたが、2007年に行われたアンケートでは認知度が9割以上、実践率が約46%と高くなっていた。
日本ではクール・ビズに関して、賛否両論があるものの、日本国外では日本のキャンペーンに賛同し、それをヒントにして類似のキャンペーンを行う政府も増え、2008年には国際連合もクールUNを行った
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スペイン首相、ノーネクタイ呼び掛け ガス不足懸念で省エネ
29日、マドリードで記者会見に臨むスペインのサンチェス首相(AFP時事)
【パリ時事】
スペインのサンチェス首相は29日の記者会見で、省エネルギー対策として夏の職場でのノーネクタイを推奨するよう、省庁や民間企業に呼び掛けた。 AFP通信が報じた。 ウクライナ侵攻をめぐってロシアとの対立が深まる中、欧州各国ではロシア産ガスの供給不足に懸念が広がっている。これを受け、スペイン政府はリモートワークの奨励やオフィスでの冷房器具の使用制限などの対策を決定した