会話は最悪だったけど、少なくとも見た目はよかった」
白人男性が、私たちアジア系女性のいない所で話していること
ニューヨーク・マガジン(米国)
Text by Elaine Hsieh Chou
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、米国でアジア系女性への差別が注目されるようになった。しかし、彼女たちは長年、見知らぬ人からのセクハラに耐えてきた。それは、あからさまなものもあれば、オンラインでの誹謗中傷、英語がわからないことを前提とした陰口までさまざまだ。
「ニューヨーク・マガジン」に掲載された、アジア系米国人の女性作家による体験談をお届けする。
※注意 文中に、気分を害するような女性差別的・人種差別的表現があります。
大学を卒業した私は、英語を教えるために台北に引っ越した。ある日の午後、電車内で、2人の白人男性がアジア系女性について話しているのを耳にした。彼らは、周囲に英語がわかる人はいないと思い込んでいた。
1人目の男は、最近の台湾人女性とのデートでセックスにいたらなかったことに不満をこぼした。すると、もう1人の男性がこう切り出した
白人男性が、私たちアジア系女性のいない所で話していること | 「会話は最悪だったけど、少なくとも見た目はよかった」 | クーリエ・ジャポン (courrier.jp)
「彼女たちは“暗号”を使うんだよ。俺は日本に住んでいたとき、日本人の女と付き合ったことがある。会話は最悪だったけど、少なくとも見た目はよかったな