大谷翔平が14連敗中のチーム救う逆転12号2ラン!今季初のリアル二刀流弾、投げては5回1失点

スポーツ報知

大谷翔平(ロイター)

 

 

 

 

◆米大リーグ

 

 

 エンゼルスレッドソックス(9日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 

  エンゼルス・大谷翔平投手(27)が9日(日本時間10日)、本拠地のレッドソックス戦に「2番・投手」でスタメン出場し、10試合ぶりの本塁打となる12号を放った。1点を追う5回1死一塁で、先発右腕・ピベッタの直球を左中間に運んだ。投手として先発したリアル二刀流で出場した試合での一発は、今季10試合目で初。本拠地に快音を響かせた。 

 

 

 

【写真】先発で投げる大谷翔平!リアル二刀流  

 

 

苦しいチーム状況の中、意地の一発を放った。チームは球団ワーストとなる14連敗中。5回には中犠飛を許して先取点を与えていた。7日(日本時間8日)の試合前にはマドン監督の電撃解任も発表され、三塁コーチを務めていたネビン監督代行が指揮を執ることになった。14連敗のうち半分の7試合は1点差負けと紙一重の試合が続く中、大谷も9試合連続で本塁打が出ずにもがいていた。  2打席連続弾を放った5月29日(同30日)の本拠地・ブルージェイズ戦以来となる6月初アーチ。メジャー5年目にして6月は月別では最多となる23発目。得意にしてきた季節だ。今季はここまで4月に4本塁打、5月に7本塁打。昨季は13発を放った1か月とあって、一気に量産体制に入ることが期待される。  

 

 

◆大谷の6月の本塁打(カッコ内は年間の本塁打)  

 

 

▽18年 0本(22本)  

 

▽19年 9本(18本)  

 

▽20年 試合なし(7本)  

 

▽21年 13本(46本)  

 

▽22年 1本(12本)  

 

◆大谷のメジャー月別通算本塁打  

 

▽3・4月  16本  

 

▽5月    19本  

 

▽6月    23本  

 

▽7月    17本  

 

▽8月    15本  

 

▽9・10月 15本 

 

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