ロシア兵115人、ウクライナ参戦拒否で除隊 当局が公表

AFP=時事

ロシアの首都モスクワの赤の広場を巡回する国家親衛軍の兵士や警察官(2021年10月20日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 

 

【AFP=時事】

 

ロシアの軍事裁判所は26日までに、同国軍のウクライナ侵攻作戦への参加を拒否し除隊処分となった国家親衛軍の兵士115人による異議申し立てを棄却したことを明らかにした。ウクライナでの参戦を拒否したロシア兵の存在を当局が公表したのは初めてとみられる。

 

 

  【写真】クライナ侵攻に抗議するデモの現場近くに出動した国家親衛軍の兵士 

 

 

 国家親衛軍は正規軍とは異なる軍組織。ロシア南部カバルジノ・バルカル(Kabardino-Balkaria)共和国の軍事裁判所は25日、書類審査や関係者への尋問の結果、兵士が「恣意(しい)的に公務を拒否した」と結論付け、兵士側の申し立てを棄却したと発表。審理は「軍事機密」の流出を避けるために非公開で行われたとした。  インタファクス(Interfax)通信は26日、同裁広報の話として、兵士はウクライナでの「特別作戦」に関連する任務を拒否したと報じた。

【翻訳編集】 AFPBB News

 

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